2021年高校見学の感想(その2)ICT教育

今日は、
今年(2021年度)にいくつかの高校を見学した感想(2021年高校見学の感想(その1)課題が多すぎる・小テストが多すぎる)の続き。

 

ICT教育というけれど

今年(2021)の高校見学では

「コロナで学びを止めない」

というのが、どこの高校でもテーマのひとつだった。

コロナ禍で休校になったときに備えるため、そして、ICT教育の推進のため、生徒1人に1台ずつタブレット端末を渡していると説明する高校があった。

都立高校でも私立高校でも「1人1台のタブレット」である。

スタディサプリ等の学習支援動画を見放題、と謳う高校もあった。

学習支援動画が見放題、というのは確かにとても助かる。

休校にならなくても、授業を聞いていなくても、学習支援動画があれば復習できるのは有難い。

ただ、中学からタブレットを無償貸与されている長男の様子を見ていると、タブレットがあってもyoutubeを観るばっかりだ。

とはいえ、この1年の休校騒ぎのおかげで、休校になった場合も学習支援動画を使って学びを続けるノウハウを蓄積できている。

だから仮に休校になっても、勉強の遅れについてはあまり心配していない。

けれども、休校により、友だちや先生との関わりを通して、本来学校でしか経験できない活動を経験できないことの影響は無視できないほど大きいような気がする。

中学校生活3年間・高校校生活3年間はあっという間に過ぎていく。

現に、長男中2の中学校生活はほぼ半分が過ぎた。

 

現役で大学合格しても

現役で大学に合格したとしても、今のようなコロナ禍ではオンライン授業主体の大学生活が待っている。

それならば、中学生活・高校生活でその時期でないと経験できないことをしっかりと経験してほしいとわたしは思う。

けれども、そういう保護者は少数派なのだろうか。

 

2021年高校見学の感想(記事一覧)

2021年高校見学の感想(その1)課題が多すぎる・小テストが多すぎる

2021年高校見学の感想(その2)ICT教育

2021年高校見学の感想(その3)現役進学率の高さ

2021年高校見学の感想(その4)私学の広報担当

2021年高校見学の感想(その5)お客様は神様です

2021年高校見学の感想(その6)ICT教育(続き)

2021年高校見学の感想(その7)部活・部活・部活

2021年高校見学の感想(その8)一貫校

2021年高校見学の感想(その9)アピールポイント

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