やっと終わった今年の夏休み。
昨日は、高校の課題に多さについて書いた。
けれども、課題が多いのは高校だけでなく、中学でも同じだ。
平均的な宿題の量なのかもしれないが
長男が通う中学、相変わらず宿題が多い。
少なくとも長男にとっては多い。
今年の夏休みの宿題は、
作文、壁新聞、それに加えて教科書ワーク提出。
極めつけは、休み明けに小テスト。
受験からはまだ遠い中2の夏休みとはいえ、
・作文提出が2科目
・壁新聞提出が2科目
・教科書ワーク提出が4科目
・休み明け小テストが4科目
もしかしたら、
これが標準的な公立中学の宿題なのかもしれない。
けれども…とにかく「やらされ感」満載である。
宿題が身になっているか、かなり怪しい。
宿題が多いと、宿題が作業になってしまうからだ。
作業が少ない高校を選ばないと
作文や壁新聞作成が苦手で大嫌いな長男。
今年も一緒に手伝う羽目になる。
中学生にもなって作文を手伝うなんて、本当、恥ずかしい。
本当、サポートする親としてはうんざりである。
長男が通う高校は
・科目の選択の幅が大きく、
・「作業みたいなやらされ勉強」ができるだけ少ないところ
を選ぶつもりだ。
ところが、残念ながらそういう高校は今は少ないみたいだ。
学校生活に余裕がほしい
せっかくの夏休みまで、
こんなに課題ばかりに追い立てられていたら、
学校に行きたくなくなる生徒は多いに違いない。
中学校にもなれば勉強の内容は難しくなるし、
仕事が忙しくて宿題を十分みてあげられない保護者も多いはずだ。
不登校の生徒の数
長男に聞いたところ、
学校に長期間来ない生徒は長男のクラスでは、
・中1の秋ごろはクラスに1人か2人いた
それが、
・中2の夏休み前にはクラスに3人に増えた
らしい。
こんな課題漬けにしていたら、
おそらく、
中2の夏休み明けには、
学校に来なくなる生徒はまた増えるに違いない。
コロナ禍で、
こどもたちは部活も中止され、
遊びに行きたい場所にも遊びに行けない。
学びに対してもう少し配慮が必要だ。
宿題の出し方をもう少し考えてほしい。
学校生活に余裕をもたせてほしい。