コロナ禍での学習進度の遅れは今どうなっているか(2020年度・中1)

あと1週間ほどで12月である。

今年の春先に緊急事態宣言が発令されたせいで、
全国の小中学校・高校では2か月以上休校が続いていた

休校期間中、
オンライン授業を早々に積極的に取り入れた私立中学・高校に比べて、
大部分の公立小中学校・高校ではオンライン授業の導入が大きく出遅れた。

結果として、
まるまる2か月以上、学習進度が遅れた

もちろんその間、
学習の遅れを広げないためにたくさんの宿題が課されてはいた。

休校が終わって学校での授業が再開された後は、
授業は一から始まり、
ハイスピードで授業が進んでいった。

2か月間以上授業がなかったことなど、なかったかのように、
ズンズン授業は進んでいった。

これでは、
学習についていけずに置いてけぼりをくらっている子どもたちが
日本中にたくさんいるに違いない。

 

長男が通う中学での現在の学習進度(2020年度・中1)

ところで、
長男が通う公立中学では、
休校のせいで当初遅れていた学習進度は今どうなかっているかというと、

国語・英語・数学…遅れなし

理科・社会…やや遅れ

である。

現時点で、国・数・英は例年通りの進度に完全に追いついている。

特に、今年9月になってから猛スピードで授業が進んだ結果である。

どこの学校もこんな感じなのだろうか?

中1の2学期といえば、
数学は一次方程式の応用と一次関数英語は三単現のsと、
中1の重要単元が目白押しだ。

そんな重要単元を猛スピードで駆け抜けていいんだろうか。
とちょっと心配である。

コロナ禍による休校など、まるでなかったかのように、
中学での授業が毎日進んでいく。

そうこうしているうちに、コロナ第3波の予感である。

授業進度がせっかく追いついたのにまた休校になるのは、
生徒にとっても先生にとってもかなり鬱だ。

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