長男が公立中学に入学して2か月が経った。
今年はコロナ騒ぎで、長男は実際はまだ1か月しか中学校に通っていない。
私自身、公立中学出身である。
今回は、入学から2か月が経過して、昔の公立中学と比較した今の公立中学の印象をまとめた。
先生方は一見、優しい
今の公立中学の先生方は、昔の教師のように上から目線で命令口調ではない。
一見フレンドリーだ。
けれども、提出物や課題の提出が遅れたりすると、すぐに保護者に連絡がある。
チェックが異様に厳しい。まるで下位私立高校のようだ。
内申がある以上、先生方が一見優しく見えても、評価は別だと思っておいたほうがいいだろう。
課題や提出物が多すぎる
昔の公立中学と比べると、今の公立中学は課題や提出物が多すぎる。
そして、先生方は課題や提出物のチェックに忙しい。
私が昔通っていた公立中学では課題や提出物はあまりなかった。
課題や提出物が多いということは、先生方がそれをチェックする時間が必要になる。
課題や提出物がある分、先生方は昔の先生方よりも忙しいはずだ。
課題や提出物は本来、学習内容を定着させるために活用するものだ。
けれども、長男が通う公立中学では、
・課題や提出物をやること自体が目的になってしまっている
・課題や提出物をやって学習内容が定着したかは二の次になっている
感がある。
部活動信仰主義
長男が通う公立中学をみていると、昔(30云年前)よりも部活動信仰主義が強まっている印象を受ける。
昔も、特定のスポーツが強い公立中学というのはあった。
私が通った公立中学もそうだった。
けれども、生徒全員に部活動を強制していたかというと、そんなことはまったくなかった。
部活動というのはやりたい人がやる・部活動をやりたくない人はやらない、という暗黙の了解があった。
ところが、長男が通う公立中学は「部活動を熱心に行う生徒=学校カースト上位」という感がある。
体育会系ではない子どもは居づらい雰囲気だ。
モノ言わぬ保護者
長男が通う公立中学の保護者会に出席したところ、学校側から一方的な説明があるだけで終わった。
保護者からの質問の時間はなし。
保護者と先生方が一緒に学校を支えていくという雰囲気は皆無。
重苦しい雰囲気が漂う。
小学校では学校側ともっと自由に意見交換ができた。
でも中学校では「学校側に何か意見すると内申に響く」という、学校側に対する無意識の遠慮が保護者の間に働いているのだろう。
まとめ
通い始めて約1か月経った時点の、長男が通う公立中学の印象についてまとめてみた。
長男が通っていた公立小学校では先生方と自由に意見交換ができたのに比べて、長男が今通っている公立中学は風通しが悪い印象は否めない。
長男が通う公立中学は極端な例ではない。
長男が通っているのはごく平均的な公立中学だ。
長男が通う公立中学の生徒たちは素直で明るい印象がある。
生徒の印象とは対照的に、公立中学はやっぱり閉鎖的な雰囲気だというのが今の率直な感想だ。