今年も6月に入り、学校見学会を始める高校が増えてきた。
私立は学校見学会・学校説明会に関する動きが早い
私立では平日に学校見学をしている学校が結構ある。
学校公開や学校説明会については私立高校のほうが動きが早い。
私立高校では早いところでは4月中、遅くとも5月末には学校見学の日程が公表される。
都立の学校見学会の開始はまちまち
例年、動きが遅い都立高校だが、今年は6月に入ってから急に、都立高校でも本年度の学校見学会・学校説明会・授業公開のお知らせが公表され始めた。
とはいえ、6月中に学校見学会や学校説明会の申込みが始まった都立高校もあれば、学校見学や授業公開の日程を公開するだけで申し込みは当面先、という都立高校もある。
学力が高いほど説明会の予約は取りにくい
学校説明会・学校公開の申し込みをしていていつも思うのは。都立上位校は予約受け付け開始からすぐ(5分以内、申込可能人数が多いところでも15分以内)で予約が埋まるのに、学校の学力レベルが下がるにつれて予約が取りやすくなる、ということだ。
偏差値が60くらいの高校までは予約はすぐにいっぱいになるけれど、それ以下だと、予約が埋まりにくくなる。
子どもが優秀であればあるほど、教育熱心な保護者が増える、ということなのだろう。
予約開始が平日の午前中だったりすると、こどもは学校に行っていて予約ができないから、保護者が予約をしているのだろう。
興味がある学校は1学期・夏休み中に見学を
とはいえ、今はまだ6月。
1学期中や夏休みの学校公開・学校説明会がとりやすいと思う。
わたしも実際、興味がある都立高校3校・私立高校3校について1学期中・夏休み中の学校見学をすでに申し込んだ。
秋以降の説明会はやっぱりどこの高校でも予約がとりにくくなるし、入試が近づくと、こどもは勉強に追われて時間がとれにくくなる。
興味がある学校で1学期中に学校見学会・学校説明会をやっているならば、できるだけ1学期中に行っておいたほうがいいい。興味がある学校はおそくとも夏休み中に見に行ったらいいと思う。
ちなみに、昨年度まではコロナ禍のため、中3でないと見学できない高校が多かった。特に都立高校はそういう学校が多かった。
今年も昨年度と同様、中3でないと見学できない高校も結構ある。けれども、少しずつ門戸が広がりつつあり、学年を問わず見学させてくれる高校が増えてきていると思う。