「中学校の進路面談はあてにならない」とよく言われている。
長男の場合、学校の進路面談より塾の進路面談のほうがいい加減だった。
都立高校・単位制チャレンジスクール…入試に「作文」がある
当初、担当の塾講師は長男に「都立高校のチャレンジスクール」をすすめてきた。
作文が苦手な長男にチャレンジスクール受験をすすめること自体が理解できなかった。
その塾講師はチャレンジスクールの入試科目をきちんと調べていなかった、ということ。
不登校生徒増加のせいか、都立チャレンジスクールは倍率が上昇傾向で、倍率が1倍を超えるところが多い。
都立のチャレンジスクールは入試選考で内申点が不問になるが、入試に作文が課される。
作文が苦手な人はチャレンジスクールは不利なのだ。
担当の塾講師にとって長男はどうでもいい「お客さん=授業料徴収要員」だったのだ(結局この塾講師に教えてもらうのは止めた)。
作文が苦手な生徒は、倍率が1倍を超えて不合格者が出る都立高校普通科のチャレンジスクールを受験するより、都立の専門学科(工科高校・農業高校等)か都立定時制を受験するのもひとつの手だと思う。そのほうが定員に余裕があって合格できるチャンスが大きい。
富裕層ならば通信制の「N高」などが選択肢になるのだろうが、学費が高いのがね…。
なんといっても都立高校は圧倒的に学費が安いのが魅力だ。