ゴールデンウイークが終わり、昨日から小学校の授業が再開した。
最近は、春に運動会をやる学校が増えているようだ。
秋だと9月から運動会の練習を始めることになる。
最近は9月はまだ暑い日が多く、熱中症になる子どもが多い。
しかも9月は台風シーズンだから、台風により運動会を順延する可能性が出てくる。
そのせいで比較的天候が安定した5月末~6月の初めに運動会をやると聞いた。
そういうわけで、我が家の長男の小学校でも連休明けの昨日から運動会の練習が始まった。
運動会の思い出
その1:徒競走
長男の運動会の思い出はというと、まず何よりも思い出すのは、毎年やる気がなくトロトロ走る徒競走だろうか。毎年ダントツぶっちぎりのビリでゴールする長男である。
しかし今回は、徒競走に関してはきちんと走ろうという気が出てきた。
運動会当日、長男がどう走るのか楽しみだ。
その2:ダンス
長男の運動会の思い出で我が家全員が思い出したくないものダントツ1位、それは昨年のダンスパフォーマンスだ。
長男、昨年は運動会の集団演技で今風のダンスパフォーマンスをやったのだが、全くついて行けていなかった。
長男が周りに全くついて行けてないのが遠くからも明らかだったので、本人も結構ショックだったみたいだ。
しかし学校はなんであんな今風のダンスをやろうと思ったのだろうか。
自己肯定感まる潰れだ。
うちの子どものために運動会がある訳じゃないのは百も承知だが、あんなパフォーマンスをやろうと決めた学校側に我々夫婦はガッカリだった。
それに引き換え、公立小学校の低学年の集団演技は可愛いものだ。
派手な運動会をやる保育園・幼稚園も多いが、保育園・幼稚園での派手な運動会に比べれば、公立小学校の運動会はなんと素朴で地味なのだろう。
今年は組体操
今年の意気込み
そんな長男、今年はいよいよ最終学年恒例の「組体操」である。
今まではずっと、運動会に関してやる気はなかったのだが、今年は最終学年。
小学校生活最後の運動会だからだろうか、ほんのちょっとやる気があるようだ。
もともと発達凸凹のわりに、運動会などの学校行事が好きな長男。
「組体操に向けて毎日ストレッチと腕立てのポーズをしようか?」と聞いたところ、嫌々ながら練習していた。
今年はちょっとは上手くなろうという気があるみたいだ。
昨今の組体操
ここ数年、組体操の危険性について何度もマスコミに報道されてきた。
これを受けて文部科学省は、「組体操はケガを防止するよう慎重に」との通知を出している。
そのせいか、ここ2年ほど小学校の組体操を観ていると、高いピラミッドやリフトなどの危険な技をやらなくなっている。
危険な技が減るのは怖がりの長男にとって好都合だ。
しかしまあ、個人的には組体操なぞ止めてもいいと思っているが、どうやら学校にも保護者にも根強いファンがいるのよね。
組体操は小学校の運動会から「絶対に」なくならないだろう。
今年は好都合
ここ1年ほどの間で長男は思春期を迎え、体つきがしっかりしてきた。
ここ半年ほど、身体の中心線を意識するように、自宅でストレッチや簡単なヨガをしている。
ちょうど半年ほど前に花風社の本を何冊か読んだ。そのうちの1冊が「人間脳の根っこを育てる 」だった。いつも自宅で行っているストレッチはこの本に掲載されているトレーニングだ。
実は今まで花風社の本は、神田橋先生の「発達障害は治りますか?」以外、数冊しか読んだことがない。
今回、花風社の本を読んで、体つきがしっかりしてきた小学校6年生になって改めて「身体アプローチ」を取り入れてみることにした。
長男は以前から今までずっと「リトミック」・「水泳」・「整体」を続けてきて、いわば「身体アプローチ」を実践してきたようなものだから、私は花風社の考えにはそれほど違和感がない。
「発達凸凹くんは体が硬い」と言われている。
長男も例外に漏れず、体が異常に硬かった。
けれども長男、半年ほどストレッチをやってきて、体が少し柔軟になった。「体が異常に硬い」から「体が硬い」に進歩した。
改めて考えてみると、組体操で行うポーズの大半は、身体の中心線を意識しないとできない。
だから長男には、今年の運動会の「組体操」を身体の中心線を意識するためのトレーニングとして前向きに考えて挑戦してほしい。