就労支援は必要なのか

前回、新版 障害者の経済学という本について感想を書いた。

新版 障害者の経済学 | 東洋経済STORE (toyokeizai.net)

そして改めて思う。
「就労支援は必要なのだろうか」
ということを。

就労支援の現場では、
利用者の体調を確認したり、
利用者が定期的に通院しているか確認したり、
場合によっては利用者の仕事を手伝ったりが職員の仕事だ。

でも、体調の波があるならば、
雇われて職員に管理されながらお給料をもらう仕事よりも、
本来は自営業・フリーランスが向いているのだろう。

そして、パソコン仕事での集中力の無さが問題ならば、
本来はパソコンを使わないような仕事(外でする仕事や営業など)が、
向いているのだろう。

就労支援に行って適職を見つけてもらうよりも、
中学生くらいのうちから自分が向いているもの・やっていて飽きないものを自分で探す癖を、
少しずつ身につけることのほうが、
長い人生を生き抜くうえで大切だと感じる。

どうせたくさん稼げないならば、
就労支援で人に管理されながら働くよりも、
自分がやってみたい仕事をやるという選択肢がある。

誰だって適職を見つけるのは簡単じゃない。

適職を見つけるのは誰だって時間がかかるのだ。

長男には自分の勘を研ぎ澄ませ、
嗅覚を働かせて自分で面白いと思う仕事を見つけてほしい。

 

(書評)新版 障害者の経済学

(書評)新版 障害者の経済学 (前編)障害児教育についての感想

(書評)新版 障害者の経済学 (後編)就労支援・障害者雇用についての感想

 

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