買い物という実体験をすること

ネットショッピングが普及して、
1クリックで買い物ができる世の中になってしまった。

ネットショッピングのほうが流通経路を簡略化できるから、
家電などは量販店よりも値段が安いことも多い。

コロナ禍で宅配を利用する家庭が多い。
街を歩いていると、
生協の宅配の車を頻繁に見かける。

それでも我が家は値段についてはやせ我慢して、
できるだけ買い物をするようにしている。

 

買い物でアドレナリン分泌

1クリックで購入できるネットショッピングとは違って、
買い物は店に行って商品を見て触ってから買うのだから、
「買った!」という実感がわく。

買い物は実体験だからワクワクしてアドレナリンが増加して、
ストレス解消になる。

対照的に、
ネットショッピングで1クリックするだけだと、
買ったという実感がイマイチわかない。

こどもにとっては、
実際にお店で買い物してプレゼントを見て触ってから買ってもらったほうが、
嬉しさが倍増する。

 

買い物でコミュニケーション

お店で買い物をすればお店の人と話す機会ができる。

実際にお店で買い物をしたほうが色々な人とコミュニケーションができるから、
子どもに良い刺激になる。

 

買い物は五感を鍛える

たとえば日本人は生魚を食べるから、
刺身の鮮度の見分け方を経験で身につけている日本人は多い。

買い物は五感を使うものだ。

実際に何度も、
目で見て手で触って臭いを嗅いで、場合によっては音を聞いて試食して、
買い物をすることで目利きになれる。

たかが買い物、されど買い物である。

ネットショッピングは確かに便利だ。

けれども、ネットショッピングに頼り過ぎると、
五感が鈍るような気がしている。

 

文房具屋・本屋・おもちゃ屋がなくなった

ネットショッピングの発達・大型スーパーの開業で、
地域から文房具屋・本屋・おもちゃ屋がなくなってしまった。

我が家の周辺では、
最寄り駅にあった比較的大きな本屋もここ数年で姿を消している。

子どもたちは自分で好きな文房具屋やおもちゃ・本を自分で見つけて、
遊ぶことができなくなってしまった。

ターミナル駅の本屋に定期的に連れて行って、
本を選んで買う機会を、
意識して作ってあげたほうがいいと最近気づいた。

自分で選んでものを買う経験は大事だ、
と改めて思う。

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