現在中2の長男。
最近になってピアノレッスンを再開した。
長男は部活をやっていない。
中2の今から高校受験に向けて勉強!勉強!だと、面白くもなんともない中学生活になってしまう。
コロナ禍を機にピアノレッスンを止めた。
長男は音楽好きなので、なにか楽器をやりたいと長男はずっと言っていた。
不器用な長男のピアノ暦
長男は小5からピアノを習い始めた。
ピアノを習い始めたのは、長年リトミックを習っていた長男本人の希望でもあった。
長男は不器用ゆえ、週1回のレッスンでは宿題として課される曲を弾きこなせないと判断して、月2回のゆるりとしたレッスンを2年間続けた。
長男が当時習っていたピアノ教室の先生は厳しい人だった。毎回きちんと宿題をこなすようにしていたせいもあって、月2回のわりにはレッスンは順調に進んでいた、と思う。
ピアノを止めたきっかけ「コロナ禍」
そんな長男は、2020年4月の発表会に出る予定で、ピアノの練習を熱心に進めていた。
そんなときコロナ禍に巻き込まれた。
緊急事態宣言が発令されたので、発表会の会場がキャンセルになった。
それに長男の中学校入学が重なった。
長男は中学生活の厳しさに面食らい、中学校の勉強・生活についていくのが精一杯で、ピアノのレッスンどころではなくなってしまった。
結果、長男のピアノのレッスンはフェイドアウトしてしまった。。。
長男と同じような状況で、コロナ禍でピアノのレッスンを断念した子どもは全国にたくさんいるはずだ。
長男がピアノレッスンを再開した理由
「次男がピアノ教室に通い始めた」
最近になって、次男がピアノを習い始めた。
それを見ていて長男もピアノを習いたくなったらしい。
「同世代のピアノ演奏を見て」
長年ピアノを習っている同い年の姪やリトミック仲間の同い年の男の子が、モーツアルトのトルコ行進曲を弾きこなす姿を見て「自分もピアノを弾けるようになってみたい」と、長男は思ったみたい。
長男のピアノ教室を探す
さて、長男のピアノレッスン再開にあたり「厳しくない先生を探そう」と思った。
ピアノの先生は女性が多いせいもあり、几帳面で神経質な人も多い(もちろん几帳面ではない人もいるが)。
ピアニストは音に対する感性が必要な職業なので、敏感なのはある意味当然だろう。
ただ、長男のような「だらしないタイプ」を毛嫌いするピアノの先生はわりと多い(と思う)。
長男は本当にだらしないから、嫌われても仕方がない。
だらしない人に我慢できない性格の人は世の中にはたくさんいる。
ただピアノレッスンだけでなく、時間に厳格だったり、レッスン料の支払いに厳格だったり、
振り替えレッスンが効かなかったりと、神経質なタイプの先生はなにかと融通が効かないことも多い。長男が以前通っていたピアノ教室の先生がそうだった。
今思うと「長男の最初のピアノ教室選びは失敗だった」。
長男は、最初から最後まで一貫して、厳しいピアノの先生の前で緊張していた。
リラックスして気持ち良くピアノが弾けないのは残念だ。
失敗談「ピアノ教室選びを誤る」
以前習っていたピアノの先生
長男が以前通っていたピアノ教室の先生は、同じ音大の幼児教育科を卒業された先生だったので、子供好きで優しい先生と思っていた。
ところが実際は、どちらかというと書道や剣道の先生のような、一本筋の通った厳しい先生だった。
とはいえ、厳しい先生だったおかげで、長男は毎回宿題をきちんとやっていった。その結果、2年間月2回のレッスンだった割には、不器用な長男にしてはピアノを弾けるようになった。
でも、長男は毎回のピアノレッスンのときに厳しい先生の指導に委縮していた。
だから今回、長男がピアノレッスンを再開するにあたり、長男のだらしなさを柔軟に捉えて頂ける先生を選びたかった。
そんなとき、昔からやっている地元密着のピアノ教室が家のわりと近所にあることをふと思い出した。
長男:ピアノ体験レッスンに行く
ホームページを見ると、そこのピアノ教室は一見して、アットホームでくだけた雰囲気なのがわかった。
そこで長男と一緒にピアノ無料体験レッスンに行ってみた。
実際に体験レッスンを受けてみて、予想した通り、そこのピアノの先生は柔軟性があるお人柄だった。
レッスンの振り替えも基本的に「時間が空いていれば可能」ということで、柔軟に対応して下さるのが、忙しい中学生の長男にとって有難い。
長男もそこのピアノの先生をすぐに気に入ったので、ピアノレッスンに通い始めることにした。
1年半ぶりにピアノを弾いてみて
新しいピアノの先生と相談した結果、長男は、以前使っていた楽譜を使って練習することになった。当面の間、以前練習した曲を復習しながら練習することにした。
長男、以前弾いた曲を久しぶりに弾いてみたら、思いのほか指が曲を覚えていて、わりと苦労なく曲が弾けることがわかった。
優しいピアノの先生のデメリット
ただし、ピアノの先生が優しすぎる場合、
・生徒は練習をサボりがちになる
・練習をせずにレッスンに行ってもピアノの先生から怒られないので、なかなか上達しない
というデメリットもある。
この手の話は昔からよく聞く。
長男がピアノ教室に通い始めたのは良いけれど、宿題をやっていかず、「雑談だけをしにピアノ教室に通う羽目になる」ことが怖い。
息抜きに雑談するのは良いけれど、ピアノの宿題だけはきちんとやってもらいたい。
まとめ
ピアノの先生もいろいろ・ピアノ教室もいろいろだ、と改めて思った。