公文国語を1年間続けてみた感想(2019年3月現在)

長男は小5の4月から公文国語を始めた。

長男が公文国語を始めてもうすぐ1年になる。

公文といえば、小学校低学年の習い事の定番だ。

最近は、就学前から公文国語を始めて基礎固めして、
小3か小4頃に中学受験に移行するというご家庭も多いと聞く。

そんな中、長男は小5で公文国語をスタートした。

小5での公文スタートは、公文を習い始める人の中ではかなり遅いほうに入る。

長男の公文国語の開始を小5まで遅らせたのは、長男に文章を読むことへの抵抗感と書字への抵抗感があったから。
書字への抵抗感が薄れるのを待っていたのだ。

文章を読むことへの苦手意識と書字の苦手意識がかなり薄れた時点で
長男は公文国語を開始した。

長男は依然として読書嫌いで、
自分からは進んで本を読むことは少ない。
ただ、公文や教科書レベルの文章は嫌々ながらそれなりに読んでいる。

 

2019年3月現在の進度(公文国語)

2019年3月現在、
長男の公文国語の進度はDII(小4レベル)である。

幼児から公文国語を始めた人たちからみたら
長男の進度は驚くほど遅いだろう。

長男がこのまま公文国語を続けていけば、
小学校卒業時でFII終了(小学校修了)になる予定の進度である。

現在の長男の国語力は小3~小4レベルといったところだろうから、
現在の長男の公文国語の進度は納得がいくものである。

 

公文国語を1年間続けてみて

効果その1:字が小さく丁寧に書けるようになった

長男は1年前に公文国語をBIからスタートした。

その頃の答案と比べれば、長男の字はかなり綺麗になった。

1年前のBIの問題と現在のDIIの問題とを比較すると、
回答用紙の解答欄の大きさが違うことに気付く。

公文英語も同様だが、
公文国語でも学年が上がるにつれて徐々に解答欄が小さくなっていく。

いわゆるスモールステップというもので、
気付かないうちに字が小さく書けるようになっていく。

字を小さく書くのが苦手な長男も、
最初は「解答欄が小さい」と文句を言っていた。

けれども最近は文句を言わずに小さい解答欄に答えを書いている。
相変わらず字が汚くて直してばっかりだけれど。

公文式をやっている障害児は多いと聞く。
特別な療育を受けなくても、
公文国語を毎日毎日コツコツと自分のペースで少しずつやっていれば、
書字の苦手さが徐々に薄れていく。

 

効果その2:漢字の復習になる

長男は、実際の学年より低いレベルの問題をやっているので、
漢字を復習する良い機会になっている。

公文といえば先取り学習のイメージが強い。

けれども
長男のように苦手分野(=書字)がある場合、
公文を復習教材として使用できる。

 

公文式が嫌いな子もいる

一方で「公文式の単調さが耐えられない」子もいると聞く。

長男は単純なタイプなので、毎日文句を言いながらも、なんとか公文に取り組んでいる。

でも、複雑な思考ができるタイプのお子さんにとって公文式が退屈に感じるかもしれない。

そういうお子さんは、「公文式は筋トレ」と割り切れるかどうかが公文式を継続の可否を握るのかもしれない。

 

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