我が家の長男が昨年からはじめた公文国語。
ようやくDIIが終わった。
これからE教材=EI(小5レベル)に入る。
やっとこさ、1学年下のレベルに追い付いた。
長男の国語力からすると、妥当なレベルだ。
今回は、開始(2019年3月)から3か月経過した時点の長男の公文国語の進捗状況について取り上げる。
公文国語D教材について
公文国語D教材は小4レベル。
ネットで調べると、公文国語のD教材をやっている幼稚園児や小学校低学年の子たちが結構いるようだ。本当に驚いてしまう。
小4レベルの問題を解ける幼稚園児が全国にたくさんいるのだ。
本当にすごいわ。
公文国語のD教材は前半(DI)、後半(DII)に分かれている。
他のレベルと同様だ。
我が家の長男はDIIの後半に入ってから「難しい」とブーブー文句を垂れるようになってきた。
DIまではC教材のときと難易度はそう変わらなかったらしく、問題を解きながら不平不満を垂らすことはなかった。
DIIの後半が難しいと感じる理由
DIIの後半で難しいと感じるようになってきた理由はおそらく、
(1)出題される文章が長くなってきた
(2)中学以降の教材(G教材以降)で出題される要約の導入として、文章全体の内容をおおまかに把握していないと解けない問題が増えてきた
の2点だ。
国語力が低い長男。
DII教材は公文国語の「山」
公文国語のDII教材が公文国語の一つの「山」だ。
漢字については本当に少しずつ少しずつ覚えられるようになってきた。
解答欄に答えを書く時、C教材の最初あたりは「欄が小さい」と文句を言っていた長男。
最近は解答欄の大きさに文句を言うこともない。
公文国語のおかげで、漢字の苦手さが少しずつ減り、字を小さく書けるようになってきた。
公文国語で国語でよく言われていること
ところで、ちまたで噂される、公文国語の良くない評判のひとつは、
「子どもが文章をロクに読まずに文章中のキーワードを手掛かりに問題を解く癖を見に付けてしまうので、読解力がつかない」
ということだ。
けれども、D教材の後半(特にDIIの後半)にもなれば、文章全体の内容を把握していないと解けない問題が増えてきた。
つまり、公文国語のD教材以降は、文章中のキーワードを抜き出して書くだけでは答えを導き出せなってくる。
そう考えると、公文国語はD教材以降に取り組んでこそ読解力がつくのかもしれない。
このままF教材終了(小学校レベル終了)まではやってみようと長男と約束した。
公文国語をいつまで続けるか
このままのペースで公文国語を続けていけば、長男は小学校卒業とほぼ同時に小6レベルFIIが終了する予定。
その後、中学教材に入るが、中学教材(G教材)からは要約(公文では「縮約」と呼んでいる)が始まる。
文章の「要約」という作業は文章全体を把握していないとできないので、読解力が高められる。
そう考えると、中学教材以降も公文国語を続けようか、迷う。
それにしても、公文国語のA~D教材あたりの評価はネット上でたくさんある。
けれども、中学教材(G教材)以降については、ネット上での評価はそう多くない。
中学受験する子どもたちは小6の時点では公文をすでに止めて中学受験の勉強に移行しているので、中学受験しない子どもたちがどの程度、公文国語をやっているか、よく分からない。
小6にもなって公文国語をやっているのはそう多くないと思う。
少なくとも、東京都のように中学受験が盛んな地域ではね。
中学生になると、部活や定期テスト対策で忙しい。
そんな中、国語に関して、高校受験に向けて公文国語を続けるか、それとも別のものに変えるか、非常に悩ましいところ。
それに、自分自身「国語」という教科を学校以外で勉強したことがないので、国語力の低い長男にどうやって国語力をつけたらいいか悩ましい。
人にはそれぞれタイプがあるから、公文国語が向いている子どももいるし、作文添削講座が向いている子どももいるだろう。
だから、長男が中学生になった段階で国語をどう勉強するか、もう一度考え直す必要がある。