国語が苦手だった長男が公文国語を止めてから2年が経つ。
公文国語を止めた経緯
国語が苦手な長男(当時中1)は、小5春から2年間、公文国語を続けていた。
そんな長男が公文国語を止めたのは中1の1学期だった。
公文国語を止めたのは、コロナ禍による休校で公文が休止になったことが大きな原因だ。
長男が公文国語を止めたのは、実学年と1学年遅れのFIに入ったところだった。
2年間の公文国語は長男本人にとっては苦痛だったはずだ。
でも、今となっては公文国語を続けていて本当に良かったと思う。
なぜなら、長男が毎日楽しく通っていた小学校では、中学受験組が学級崩壊を起こさぬよう受験勉強の息抜きの場と化しており、行事再優先でレジャーランド化していたからだ。
長男は小学校高学年のとき、小学校でロクに勉強などしていなかったと思う。
公文国語=「長男が小学校高学年で行っていた唯一の国語学習」だったのだ。
お勉強が苦手で、かつ、中学受験せず、塾にも通わないならば、せめて公文国語だけでも続けたほうがいいかもしれない。
公文だけでも少なくともコツコツ努力する習慣は身につく。
それに、レジャーランド化している公立小学校に「学習習慣を身に付けさせる」効果はあまり期待できないと個人的には思っている。
公文国語を止めてから2年が経った
正直言うと、公文国語を止めた時点=中1になったばかりの長男はまだまだ国語が苦手だった。長男は当時、通っている中学校の国語の教科書ワークを見るのすら嫌がっていた。
公文国語を止めた時点=中1の始めの時点で「長男の国語力=実年齢ー2」くらいだったと思う。
そんな長男も、この2年間で長男なりに成長し、国語の教科書ワークをやるのもすっかり慣れた。
公文国語を止めてから2年間、国語については、白藍塾の作文を細々と続けていただけ。その他の国語学習は教科書だけである。
それでも、中学生活の2年間で長男の国語力はだいぶ「まし」になってきた。国語の力が年齢相応に追いついてきたと感じる。
中学生にもなれば、国語だけでなく色々な教科の教科書や問題集を読む。
色々な教科の教科書や問題集の文章を読むこと自体が、国語の勉強になるんだとろう。
そして、長男は中2の終わり頃から精神的に成長して、国語力が少しずつ年齢に追いついてきたと感じる。
「晩成型の子の受験勉強は14歳から」というのは本当にその通りだと実感している。
小学校高学年のときに嫌々ながら続けた公文国語が今になって実を結んでいるのだと思っている。