新学期が始まり、早くも4月が終わろうとしている。
そろそろ席替えの時期である。
新学期始まってしばらくの間、教室の席は「アイウエオ順」に配置されることが多い。
新しいクラスに慣れた5月以降、席替えが行われる。
よく行われるのが「問題児のとなりに優等生を配置する」という古典的な手法だ。
この場合「優等生=お世話係」という位置づけである(長男も隣席の優等生女子に色々助けられました。ありがとうございました)。
けれども最近は、問題児の隣に座らされる優等生の親から席の配置について学校にクレームが来ることもあるらしい。
そこで、昨年度の担任の先生は「問題児の席のまわりに優等生5,6人の席を配置して問題児を取り囲む」=「封じ込め作戦」という手法を用いていた。
この手法を用いれば、特定の児童が問題児のお世話係として固定させなくて済む。
学校の先生は見えないところで色々と工夫しているな…と思った一例である。
元問題児の親だったからこそ。気づくこともあるのだ。