いつもここで学校の悪口いや批判ばかり書いているような気がする。
実際、悪口(いや批判)を書いてあるのも事実だ。
でも今日は、学校の先生に感謝したことを書く。
先日、部屋の掃除をしていたら、長男が小学校高学年のときの算数の補習授業のファイルが出てきた。
補習授業の先生は若い男性だった。
その先生は、長男が小学校4年生から6年生までの3年間ずっと補習担当で、長男との関係も良好だったと思う。
なにぜ長男は、この補習授業には必ず出席していたからだ。
長男はこの補習の先生にとても良くしてもらった(と思う、長男は何も教えてくれないが)。
補習ファイルの中身
さて、長男がとってあった補習授業のファイルには、補習で解いたらしき問題用紙とともに、100マス計算の計算用紙も入っていた。
小学校時代、長男は計算がとにかく遅かったので、補習の先生はなんとか計算スピードを上げようと100マス計算を補習で取り入れてくれたようだ。
それでも小学校卒業時点では、長男の計算スピードがまだまだ遅かった。
そんな長男でも、中学生になって2年半が過ぎ、人並みのスピードで計算問題を解けるようになってきた。
そんな長男の姿を見ていると「子どもの成長は長い目で見たほうがいい」とつくづく思う。
補習ファイルにはさらに、補習の先生が作った「補習授業の修了証書」が入っていた。
子どもたちが補習授業にずっと参加していた努力を讃えるため、補習の先生が綺麗な色紙を何枚も厚紙に貼り付けて修了証書を手作りしてくれたのだ。
そんな大切な修了証書を長男はずっと取ってあったのだ。
挨拶に行こう
長男が小学校を卒業したあと、小学校の近くを長男とふたりで歩いていたら偶然、その先生に遭遇したことがあった。
その先生はひさしぶりに長男に会ったことを本当に喜んでくれて「中学校で元気でやっている?」と声をかけてくださった。
その先生は今も、長男が卒業した小学校で今も勤務している。
長男の高校受験が終わったら、補習授業のお礼を言いに小学校に挨拶に行こうと思っている。
私が住む自治体の非常勤講師募集のサイトを見ると、補習授業を受け持つ非常勤講師にはコンビニバイトと大して変わらない額の報酬しか支払っていないことがわかる。
長男がお世話になった補習の先生は、今は正規の教員になってきちんとしたお給料をもらえているといいなと思う。