次男が通う公立小では昨年「担任の先生がいない」クラスが発生した。
先生が足りない。
あるクラスで担任の先生が退職したあと、代わりがなかなか見つからなかったのだ。
新しい担任の教師が見つかるまでの間、担任不在のクラスは管理職やほかの教師が交代で授業をしていた(よくある話だ)。
「担任不在」状態のクラスは荒れていたと聞いた。
今年は、安心できる先生が担任になった次男。
でも…今年の担任の先生の話を聞いていると、自分のクラス・自分の学年だけがうまく回っていればいいと考えているのが分かる。
たとえ、ほかのクラスが学級崩壊していても、自分は知ったこっちゃないのだろう。
次男の担任は熱心で良い先生だが、とにかくマイルールで学級運営を進める。
自分のクラスのことは、なんでも自分(担任)が決められる~教師にとってはそれが快感なのだろう。
教員は「自分がやりたい方法で学級運営する=学級王国」が当たり前。
学校現場では「他の教員のやり方に口を出すのはご法度」だというのが伝わってくる。
でも、それでいいのか?
学級崩壊している他のクラスの子どもたちは見殺しなのだ。
別のクラスで担任の「訳わからんちん指導」で困っているこどもたちがいても知ったこっちゃない。「自分のテリトリーだけ上手くいってればよい」まるで公務員の鏡だ。
不登校がこれだけ増えているのだ。
「自分が担任するクラス・学年が安泰ならば、それでいい」ではもう済まされないと思うよ。
学級運営が上手な先生方には申し訳ないけれども、「学級王国」=学級担任制はもう廃止したほうがいいとわたしは思っている。
「ハズレ担任にあたったせいで一生台無し」は親としては勘弁してほしい。