今日から2学期。
高校生の長男は午前授業なので、お昼過ぎに帰宅した。
一方で、公立小に通う次男(小1)は新学期早々給食で帰宅は15時近くである。
これっておかしくないか?
4月からずっとこんな感じである。
高校生のほうが小学1年生よりもカリキュラムがずっと楽なのだ。
夏休み直前も、都立高校は期末テスト以降は午前授業なのに、公立小は夏休み直前まで午後までの平常授業である。
公立小はカリキュラム詰め込みすぎ。
こんなことをしていたら、子どもだけでなく教師もおかしくなる。
だから不登校の子どもの数はうなぎ登りだし、精神疾患で辞める教師が後を絶たない。
働く親が増えているせいで、こどもの負担が増えていることに気がつかないのだろうか。親の世代は、新学期から数日ほどは午前授業が続くのが普通で、今よりもゆとりがずっとあった。
聞けば、ICT教育のための時間が必要なので授業数が多くなっているそうだ。
でも、小1にはICT教育なんてほどほどでいい。
小学校1年生にとって一番大切なのはまず「学校=安心して通える場所」と思えることだ。
そして、自由な発想ができる大人になってほしいのならば、こどもたちには自由な時間が必要だ。カリキュラムを詰め込むのは逆効果だと思う。