前回も書いた「文字を書けないこどもが増えている」件。
歩けない・走れないわけじゃないけれど、「字が上手く書けない」・「箸を上手に使えない」など、生まれつき体のバランスが悪い子が増えていると思う。
長男もそのひとりだ。
対処法としては「長い目で見守る」・「体を動かすことを嫌いにさせない」の2つしかないと思う。
文字がきちんと書けるようになるためには、長い時間をかけて脳と体のバランスを整えるしかない。
「長い目で見守る」ことも「体を動かすことを嫌いにさせない」ことも、どちらも、時間はかかるけれど、そんなに手間がかかることではないから。
長い目で見守る
長男に関しては「運動が苦手な子どもというのは成長が遅いだけ」と割り切った。
長い目で見守るしかないのだ。
長男は高校生になってようやく、体が人並みに動くようになってきた。
長男、小さい頃は「相当な不器用」だったのが少しずつできることが増えていき、高校生になって「多少、不器用」くらいになった。
時間はかかるが、体を動かす機会を継続して作っていけば、かならず体が動くようになるものだ。
体を動かすことを嫌いにさせない
小さいことから「体を動かすことを嫌いにさせない」ことを心掛けてきた。
何かひとつ、運動系のものを続けると良いと思う。
運動が苦手ならば、自分ひとりで出来て他人と比べられない「水泳」・「縄跳び」・「ランニング」系がいいと思う。
「弓道」や「太極拳」、「ヨガ」もいいかもしれない。
小さい頃は楽しんで体を動かせる「リトミック」もいいと思う。
ピアノの練習と同じで、どんな運動でも長く続けていると必ず上達するものだ。