長男の最後の砦は「からだをスムーズに動かすこと」かもしれない。
長男は、苦手だった自転車を今では乗りこなせるようになったし、
縄跳びもできるようになってきた。
つまり、体をだいぶ使えるようになってきた。
とは言うものの、
からだを使うときの滑らかさに欠けるところが長男にはまだ、ある。
「他の人と同じ動きができない」ことが、
長男の他者への共感性の成長を阻んできた気もする。
たいていの人はできる動きが長男にはできなかったりすることがある。
ただ、運動が苦手な長男でも、
成長とともにからだが徐々に動くようになって、
長男ができない動きは少しずつ減ってきた。
やっぱりからだは無視できない。
からだがもう少し滑らかに動くようになった状態で長男を社会に送り出したい。
長男、今は楽しそうに、
縄跳びや水泳など、日々の運動をしている毎日である。