医療と特別支援教育に頼らないと決めたこと

現在高1の長男。

長男が2歳前にはじめて小児精神科クリニックに連れて行ったときは、これからどうなるのか見当もつかなかった。

それが今では長男は普通に高校生をやっている。

長男は小さい頃から字を書くのが苦手だったのに、今では高校で課されるレポートをひとりで書いている。

不器用で身体の動きがぎこちなくて苦手だったスポーツも、中学、高校と進むにつれて少しずつ体をうまく使えるようになってきた。

 

療育機関の独特の雰囲気

親としていろいろと試行錯誤していくうちに「医療と特別支援教育」とは決別すると決めた。

長男が小さい頃は療育に通ったが、長男が大きくなるにつれ療育の回数は減った。

わたしは、発達障害専門の療育機関の独特な雰囲気を好きになれなかった。

独特な雰囲気というのは「きみたちみたいな子どもが学校で過ごすのはつらいよね~。ここでは好きにしていいんだよ。ありのままでいいんだよ~。」みたいな生ぬるい雰囲気のことだ。

「療育機関からの卒業」がこどもにとって一番の成長なのに、療育機関に通い続けて生ぬるいことをずっと聞かされ続けたら、一生、療育機関のお世話になると感じた。

療育機関に一生通うより、なんでもいい、近所の趣味や習い事に通って居場所を作っておいたほうがいい。

 

療育ではなく教育機関を選ぶ

長男は療育ではなく教育機関(塾みたいなところ)に通った。

長男が利用した(利用している)のは民間教育機関でしかも健常児(という表現は好きではないが)が多く通う教育機関ばかりだった。

都市部に住んでいるのならば、そういう民間教育機関は探せば必ず見つかる。

今は、長男が発達障害であるかどうかはどうでもよくなった。

長男、最終的には「風変わりな人」程度に落ち着いてくれたらよいと思っている。

 

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