個別の行動観察(まるで精神科)

今年も就学前検診の季節がやってきた。

有名幼稚園・小学校のお受験では「行動観察」を課すところが多い。

行動観察により、落ち着きがないこども・ほかのこどもとトラブルを起こすこどもを選別してはじくためである。

ところが最近は、公立小学校でも行動観察を行うようだ。

今の公立小中学校では、

1.特別支援担当教師が教室を巡回して、問題となる児童(生徒)の行動を観察する。

2.保護者同席の面談にて、当該児童(生徒)に対して個別の行動観察をする。

3.行動観察結果を担任に伝えて、校内委員会にあげるかを担任が決定する。

4.校内委員会で、当該児童(生徒)を特別支援教室で取出し指導するかを決定する。

っいう流れになっているみたいだ。

特別支援教室「原則1年」との付き合い方

寸劇で落ち着きがない子どもを演じている大人にはちょっと引く。

今の学校でこんなことが行われているのかと思うと、怖い。

まるで病院の精神科みたいだ。

「インテーク(聞き取り)」なんて用語を使っているところは、まるで病院(精神科)か福祉だ。

特別支援教室って、なんだか無駄なことをやっているような気がするのよね。

集団授業に邪魔だから当該児童(生徒)を隔離しているだけ、のような感じで。

確かに、落ち着きがない・気が散りやすいという性格は一生続くものだ。

でも、小学校低学年で授業に集中できなくとも、中学生後半~高校生になる頃には授業が聞けるようになっているものだ。

長男を見ていて、そう思う。

子供が成長して集団授業が聞けるようになるまで、家庭学習をするか個別指導を頼むかして学習をフォローすれば足りると思うのだ。

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