ICT教育が学校に導入され、長男も次男もタブレット(パソコン)を持つようになった。
細かく言うと、高校生の長男はノートパソコン(windows)・小学生の次男はタブレット(iPad)を持っている。
長男が中学生の頃に学校にICT教育が導入され、1人1台タブレットが学校が支給された。
長男は中学生の頃、タブレットをかなり使いこなしていた。
けれども、タブレットはできることに限界があるようで、長男が高校生になりノートパソコンを使うようになってから「タブレットよりもノートPCのほうがやれることが多くて使い勝手が良い」と長男は言う。
高校生になれば大人と同じようにパソコンを使いこなせて自由自在に検索できる。だから長男はノートパソコンを駆使して楽しんでいる。
高校生にはICT教育の導入は十分にメリットがあると思う。
ところが小学生はどうだろうか。
現在小1の次男は、Google Classroom(クラスでの学習のやり取りに使用するソフト)で先生とやり取りするのが楽しいみたいだ。
まるでLINEをやっているかのようである。
次男はタブレットを使って国語の発表教材を作っている。けれども、紙でやっていたことをわざわざタブレット上でやっているに過ぎない。
タブレットでやらなくてもいいんじゃない?と思う内容である。
こどもたちがタブレットを使えるようにするための先生方の準備がかなり大変のはずだ。
少なくとも小学校低学年の子どもには、タブレットでの教育は要らないと思う。
スマホでのLINEがわりにタブレットを使うようでは、タブレットがもったいない。
少なくとも小学校低学年のうちは、紙での学習に専念させてほしい。
小さいうちから子どもにタブレットを与えても、動画を観る習慣がつくだけで、プレゼンが上手いこども・理数系が得意なこども・国語力がある子どもが育つとは到底思えない。
小学校低学年のタブレット使用は先生の負担が増えるだけだ。
「タブレット使用は中学生からでいい」。個人的にはそう思う。
これが2023年時点のICT教育に関する私の感想である。