閉塞感ありあり

長男が園や学校に通っている間の諸々の経験、そして、教育について耳に入る話からすると、「良い学校」や「良い会社」に押し込むためにお金をかけても、子どもたちは独り立ちできる大人になれないと強く感じる。

これからも今まで通り「名の通った大企業に就職して長年働く」人もいるだろうが、そういう枠は間違いなく年々減っている。

大企業は、ビジネス感覚よりも社内政治に長けている人が社長になるから先細りだろうし、中小零細企業に至っては、会社を辞めずにそのまま働いていた人が結果的にエラくなるだけだ。

日本のシステムが行き詰っているのは誰の目にも明らかだ。

多くの人が「このままではダメだ」と思っているはず。

かといって、年功序列制・家族主義をベースとする日本の社会システムに替わるものが見つからない。

年功序列制を褒め称えているわけではない。ただ、消去法で残るものがほかにないのだ。

日本人をはじめとするアジア系人種は、欧米人よりも不安を感じやすいといわれている。

不安を感じやすい日本人には、将来がある程度定まっている年功序列制や、儒教の影響を色濃く受ける家族主義が性に合っているように思える。

学校の保護者会やPTAに出席すると、意見を言うのも憚られるような雰囲気で、大多数の保護者は大人しく話に耳を傾けていて、指示に大人しく従っている様子に遭遇する。

「長いものに巻かれるほうが楽」

「同じ考えを共有する組織に所属することで安心感を得たい」

そういう人が日本人の過半数を占めているから、日本社会はなかなか変わらないだろう。

世の中、閉塞感ありありだ。

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