長男は義務教育9年間、担任の先生に恵まれてきた。
その点はホント「運が良かった」としか言いようがない。
長男が義務教育のあいだ担任の先生に恵まれたことに感謝している。
細かいことを言えばいろいろあったけれども、性格が悪い先生はひとりもいなかった。
生徒を貶める系の先生には一度も当たらなかった。それだけで十分ラッキーだ。それ以上は望まない。
中学校3年間
なかでも、小学校のうち半分の3年間と、中学校3年間は担任に恵まれた。
長男、中学校3年間はずっと同じ担任の先生だった。
長男の担任の先生は若く、考え方が柔軟性だったのがとても良かった。
我が家の方針
・私立高校に不合格ならば、保険なしで都立高校を一般受験すること(結局、長男は私立高校には不合格だった)
・もし都立高校が不合格だったら、都立高二次募集校を受験すること(長男は運よく都立高校に一次試験で合格できたので、都立二次募集校は受験しなくて済んだ)
「併願優遇を利用するのが当たり前」の東京都の高校受験で、併願優遇を利用しない高校受験をさせてくれたことに担任の先生に感謝したい。
我々がこの方針を貫くことに関して、担任の先生は管理職から小言を言われたんじゃないかと思う、「なんで併願優遇校を受験させるように保護者を説得しないんだ」と。
嫌な思いをしたんじゃないか…もしそうならば本当に申し訳ない。
受験は達成感が大事
でもね、受験はつらいだけじゃ面白くない。
受験はドキドキ・ワクワク感を楽しまないと。
予定調和的な受験は面白くない。つらい受験勉強の先に「達成感」というご褒美がなければ受験は楽しくない。
「保険なしの高校受験」を選択したからこそ、長男は必死に勉強した。
受験直前の1ヶ月間、ふだん勉強嫌いの長男の顔付きが変わった。
ふだんは怠け者で勉強がなかなか手につかない長男が必死に勉強した。少なくとも最後の1ヶ月間、長男は受験勉強に集中していた。
「自分の努力で合格を掴みとる」そんな長男の様子を担任の先生にも見て欲しかった。
今の高校入試は少子化のため、単願推薦など様々な制度で進学する高校が決まる。各人の事情に合わせて推薦か一般入試のどちらかを選べば良いだろうとは思う。
ただ、自分の努力で合格を掴みとるという「達成感」は一般入試が断トツだ。
内申で合格がほぼ確約され、願書を出せばほぼ入れる高校も結構あるなかで、一般入試を経験して長男が成長してゆく姿を担任の先生にも体感してもらえたかなと思っている。