春は入試の季節であると同時に、転学・編入学の季節でもある。
高校の転学・編入学試験の多くは毎年3月に行われるからだ。
成績不振の生徒を肩たたきする高校は多い。
学校というところは、
学校説明会で良いことばかり説明する。
成績不振者を途中で肩たたきするなんて話は、
学校説明会では当然、出ない。
一生懸命に中学受験させてエスカレーター式の中高一貫校に放り込んでも、
成績不振になれば肩たたきする。
そういう事情を知るにつけ、
長男の進学先を私学だけに絞る気にはどうしてもなれない。
3月は転学・編入学の時期
東京都教育委員会は毎年3月初めに、
都立高校の転学・編入学の募集を発表している。
今年も例年同様、
都立高校の転学・編入学の募集要領が発表されている。
都立高校に転学するのは難しいみたいだ
多くの都立高校で転学・編入学を募集しているものの、
実際に転学・編入学試験に合格するのは結構難しいようだ。
下の資料をみると、
転学・編入学試験に出願する生徒は少なく、
実際に合格する生徒はもっと少ないのがわかる。
【参考】令和3年度第一学期都立高等学校転学・編入学募集(第2学年以上)の実施結果について
転学・編入学募集数は学校を写す鏡
ところで、
都立高校の転学・編入学の募集要領を見ると、
多くの都立高校で募集人数は1学年1人か2人なのだが、
たくさんの生徒を募集している都立高校もある。
以前も取り上げたが、
進学校といわれている都立高校でも、
転学・編入学で1学年5人以上を募集する都立高校もある。
そして、中高一貫校での募集数がわりと多いのが特徴だ。
なかには、1学年10人以上の生徒を募集している中高一貫校もある。
都立高校の転学・編入学の募集要領を見ていると、
学校の雰囲気がなんとなく想像できるのだ。