発達支援施設に通わなくなった理由

我が家が発達支援施設と縁を切ろうと思った理由のひとつは、
ある発達支援施設からの勧誘だった。

このことは以前も書いた。

長男が小学校に入学するちょっと前に、
児童発達支援施設や放課後デイというものが出来始めた。

その頃、ある発達支援施設から「毎日通わないか」という誘いを受けたのだ。

「登録すれば毎日通えるし、療育は毎日受けたい放題」

ということだった。

その発達支援施設の所長は、

「登録してくれれば、施設には1人あたり月〇円補助金が入るから施設は助かる」

と話していた。

ある意味正直な人だったと思う。

でも、施設の運営のために利用されている感じがしたので、
そこの施設に通うのは止めにした。

その後も、たまたま知り合った別の発達支援施設からも同じような勧誘があった。

そこで、発達支援施設というところはどうやら、利用者がたくさん来ないと成り立たない
ということが分かった。

ひとりで生活できる・自立することが最終目標なのに、
発達支援施設に通わないと発達支援施設の経営が成り立たないならば、
勧誘はずっと続くに決まっている。

発達支援施設に通うことは、むしろ、自立を妨げるように感じた。

発達支援施設に通い始めると一生抜けられない気がしたので、
発達支援施設とは縁を切ることにした。

それ以来、発達支援施設の類いとは縁を切った。

以降、長男は少しずつ、ご近所での習い事を増やしている。

発達支援施設に通うより、
地域にある民間の習い事に長く通って、
いろいろな人と交流したほうがいいと今は思っている。

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