新型コロナウイルスの流行により最初の緊急事態宣言が出されてから、
もうすぐ1年が経つ。
休校からもう1年経つんだな…と感慨深い。
長男にとって最後の小学校生活は休校で終わった。
去年は長男の中学入学とほぼ同時に休校になり、
中学から大量の宿題が出されて長男は毎日パニック状態だった。
まだ授業も一度も受けていないのに、
「予習せよ」と宿題が出された。
なにせ小学校で教科書ワークなどまともにやったことがなかった長男。
今思えば休校期間中、
中学校の学習スタイルに慣れるまで毎日戦争だった。
学習用動画の良いところ
この1年でたくさんの無料オンライン学習用動画が
ネットで見られるようになった。
コロナ禍のおかげで、
学校に行かなくても勉強できるという自信がついた。
これはとても大きい。
我が家では普段の勉強で学習用動画を活用するようになった。
学校は1日6時間授業だ。
これに対して、
自宅で学習用動画を観る&良質な問題集を解く&保護者が勉強を教えられるならば(or塾で勉強を教えてもらえるならば)、
ウチの長男のように物分かりが悪い子どもでも1日3~4時間で毎日の学習は終わる。
もし学校に行かないで勉強すれば、
1日(24時間)のうち勉強時間3~4時間以外の時間を自由に使うことができる。
本当は、学校に行かないほうが自由な時間が使える。
今は、学習用動画が本当に充実している。
動画ならば、
分からないところは何度も何度も見ることができる。
我が家では社会・理科は試験前、
ネットの無料学習用動画を早回しして何度も見ている。
もちろん動画は見るだけではダメで、
良質な問題集を繰り返し解くことが必要だけど。
ただ、中学生であれば、
授業用動画と問題集で学習内容の定着は十分できると思う。
学校でしか学べないこと
そうなると、
学校でしか学べないことは、
他人とのコミュニケーションを介した学習だけだ。
もちろん、双方向の動画配信システムを使えばオンラインでもそういったことはできるけれど、
長男は直に人と会って勉強がしたいみたいだ。
いつの日か、学校の授業は基本的な学習内容の定着は動画を活用してこども自身が行い、
勉強が分からないところは補習として学校や塾で教えてもらいつつ、
残りの時間は学校でしかできない発表授業や表現活動に充てるように変わっていくような気がする。