今年もまた水泳授業が縮小された【2024年】

5月もあと少しで終わる。来週から6月である。

だんだん蒸し蒸し蒸し暑くなってきた。

 

6月と言えば、学校でプールの授業が始まる時期である。

私が子どもの頃は6月・7月・夏休み・9月と学校プールに入る機会がたくさんあった。

安い料金で地域住民に学校プールが開放されていたから、プール練習がないときは学校のプール開放もよく利用した。

わたしが小学生の頃はひと夏で30回以上、学校のプールを利用していた。

当時は娯楽がプールくらいしか、なかったしね。

中学受験する子も少なくて子どもたちは高学年までヒマだったから、プールは格好の娯楽だった。

 

年々、学校プールの授業は少なくなっている。

それでも、今から10年ほど前(2015年前後)くらいまでは、長男が小学校低学年の頃も長男はひと夏で20回学校プールを利用した年もあった。

 

ところが今から5、6年ほど前(2020年前後)から、長男が通っていた公立小はプールの授業と夏休みのプール練習を減らし始めた。働き方改革の一環だそうだ。

教員不足で夏休みのプール練習に使う人員的余裕がなくなってきたようだ。

 

次男が通っている公立小では、ことしもまた水泳の授業が縮小された。

諸事情により夏休みのプール練習はとうとう中止になった。

次男の今年の学校プール利用は授業のみ。

気温や水温が上がらない日はプールに入れないことを考えると、今年の夏は、次男が学校のプールに入るのはせいぜい5回か6回だろう。

 

昔は学校のプールを利用するだけでも泳ぎの練習になった。

でも、ひと夏に5回か6回の学校のプール授業だけではまともに泳げるようにはならんよな

こどもたちが身体を使う機会がますます減っていく。

タブレットなんかレンタルする費用があったら、水泳の授業を外部委託してこどもたちをプールに浸からせたほうがいいと思う。

 

夏に子どもは水遊び以外の何をすればいいのか。

長男が通った保育園では、夏は存分に園児たちを水に浸からせてくれた。

猛暑の年はひと夏に50回以上、プールに入らせてくれた年もあった。

毎日毎日プールを利用させてくれて感謝してもしきれない。

水道代が大変だったらしい…と後で聞いた(プールに入った後は疲れてぐっすり昼寝してくれるから楽だとも聞いた)。

おかげで、長男は小学生以降は皆勤賞連発。風邪をほとんどひかなくなった。

丈夫な身体を作るためにも、夏はたくさんのこどもたちに水遊びを味あわせてほしいのだ。

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