几帳面な次男に男子校は勧めない

長男の高校受験の際、受験校のひとつとして男子校も選択した(残念ながら不合格だったが)。

受験校として男子校を選んだのは、自宅からそう遠くないところにその学校があって、たまたま男子校だったためだ。

高校3年間だけなら男子校でもいいんじゃないかと思ったのだ。

なぜなら、長男のように幼いタイプは男子校ならば幼さが悪目立ちしないからだ。

 

几帳面な次男に男子校はすすめない

長男とは真逆で、几帳面な次男は男子校はやめておこうと今は思っている。

次男(小1)は字が丁寧でピアノを弾くのが好き。女子のように細かいことまで記憶する性格である。

次男のように几帳面で丁寧なタイプが男子校に進学した場合、男子校では几帳面な男子が「女子」としての役割を今以上に押し付けられるはずだ。

男子校は女子がいない分、細かいことにこだわらないから上手くいく、と思われるタイプは男子校に進学するのもいいかもしれない。

でも、今のところ次男は女子が居る方が落ち着くようだ。

次男は幼稚園の頃から女子といっしょにいたほうが安心できるタイプである。

「同じクラスの男子児童に『オマエ』と呼ばれるのが腹に立つ」「僕の名前は「オマエ」じゃない」と次男は言う。

次男、音楽の発表会では女子に交じって鍵盤ハーモニカ担当を嬉々として務めている。

次男のような几帳面で器用なタイプをあえて男子校に放り込むことはないだろう。

 

男子校:こじらせ男子が多い

そして、なんといってもやっぱり「思春期6年間、男子だけ」は後にいろいろとこじらせることが多い。

男子高出身者でも夫婦円満!という人も勿論いるだろう。

でも、私が居た職場では、嫁の不満(愚痴)を日常的に漏らすのは圧倒的に男子校出身者が多い(申し訳ありません、私の独断と偏見です)。

大学受験で好成績をあげるには男子校が良いのだろうが、男子校に進学することで失うものはかなり多い気がする。

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