長男が中学生の頃の話。
長男は赤ちゃんの頃から保育園に通っていた。
保育園に通っていた頃、長男はよく熱を出して通院しまくった。
保育園のそばにある園医(内科医)のところにもよく通った。穏やかで優しく地域での評判が良い先生である。
その園医は赤ちゃんの頃から毎月、長男を診察していた。
なぜなら認可保育所の0歳児クラスに在籍するこどもたちは毎月、園医の診察を受けていたからだ。
長男が歩くのが遅かったのも、発語がやや遅めだったのも、園医は知っていたはず。
もしかしたら長男の発達のことで園から園医に相談があったかもしれない。
赤ちゃんの頃に風邪をひきまくっていた長男も、3歳頃にはすっかり丈夫になり、小学生になってからは病院通いをほとんどしなくなっていた。
丈夫になった長男は園医のところへも通院しなくなった。
「地元の公立中学への入学」を喜んでくれた園医
長男が地元の公立中学に入学してから、風邪をひいた次男を連れてひさしぶりにその園医を受診した。
わたしが「長男君は、〇〇中(地元の公立中学)に入学しました」と園医に伝えると、
園医は、
「え~!長男君、〇〇中(地元の公立中学)に入学したの❓それは良かったね😊!本当に良かった良かった💛」
と喜んでくれた。
園医は、赤ちゃん時代の長男の様子から「この子はもしかしたら普通学級には行けないかも」と思っていたはずだ😊
とにかく「地元の公立中学に進学する」という、大多数の人にとってはごく当たり前のことを園医はとても喜んでくれた。
そして今春、長男は高校に進学した。
長男が高校に進学できたことも、園医はきっと喜んでくれるだろう。