こういう校長先生もいるのだ

大阪の公立小(大空小学校)の校長先生だった木村泰子さんという方がいる。

木村さんは大空小学校で校長先生をしていた頃、インクルーシブ教育を実践していた。

大空小学校は「みんなの学校」という映画のモデルになったことで有名だ。

今まで長男が小・中と公教育を受けてきたけれど、木村さんのように「生徒を分けない教育(インクルーシブ教育)」を実践している校長先生を実際に見たことがない。

 

分けない教育の重要性

木村さんは教員向けのサイトでも「分けない教育」の重要性について述べる。

木村さんいわく「特別支援担当は敏感な感性を持っている人に任せてきた」そうだ。

木村さんの言葉からは、現場で長年試行錯誤してきた様子が伝わってくる。

「インクルーシブな学級を目指して」川上康則×木村泰子対談

「インクルーシブ教育」をいっしょに問い直しませんか【木村泰子「校長の責任はたったひとつ」 #5】

最近は学校だけでなく保護者も支援級を望む場合が増えていると感じる。

 

木村さんの言葉で印象的だったこと

・「他人と違った視点を持てること」が社会で評価される時代になったのに、今も学校では「みんなと同じことができない」という理由でこどもを支援級に送る。

同感だ。

人と違う視点や感性を持つことが重要視される社会になっているのに、学校がそれに追いついていないどころか、真逆の方向に行っているのだ。

・「担任の支配が強ければこどもは『不登校』になるし、こどもの力が担任より強ければ『学級崩壊』になる」

不登校と学級崩壊はトレードオフの関係なのだ。

木村さんと思いを同じくしてインクルーシブ教育を実践している校長先生は、日本にどれくらい、いるのだろうか。

ネットを検索すると「今の学校現場でインクルーシブ教育など実現不可能」という教師の声ばかりが散見される。

確かに、担任による一斉授業を前提とするならば、インクルーシブ教育は難しいだろう。

逆に言えば、発想を転換して一斉授業にこだわらなければ、インクルーシブ教育は可能かもしれない。

学校を変えたいと思うような志ある若い先生がいても、理解ある校長先生が居ないと学校は変わらない。

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