ここで何度も書いているが、学校見学に行くと、とにかく女子生徒が元気だ。
私立でも都立でも、女子が元気。
進学校でも中堅校でも、女子が元気。
とにかく男子生徒の影が薄い。
男子生徒が大人しい。
元気なはずの運動部の男子生徒でも大人しい。
この国の将来は女性に託したほうがいいのかもしれない。
その反面、これだけ男子の影が薄いと、少子化は今後も進むだろう。
優秀な女性はひとりでも生きていける。
男子が大人しいのは「過干渉が原因」ともいわれている。
確かにそうだろう。
その点については我が家も反省すべき点がある。
でも過干渉の原因のひとつは、今の教育が昔に比べて男子に合っていなくて親がやきもきするせいもある。
昔は、男子生徒は高校生の後半くらいから精神的にぐっと大人になり、大学卒業の頃には精神的な成熟が女子生徒にぐっと近づいていく感じがした。
けれども、今は男子生徒が全体的に幼くなっていて、女子生徒との精神的成熟度の差が開いたまま高校卒業を卒業し、女子生徒との精神的成熟度の差が縮まることなく大学卒業を迎える、といった感じだろうか。
男子生徒を生き返らせる場・男子生徒を腐らせない場が必要だと思う。
中2病と言われてもいいから、男子は30歳くらいまでは大目に見て色々と経験してもらったほうがいいんだろう。