私立高校・個別面談で言われたこと

私立高校の学校説明会は「個別相談へと誘導する」のが主な目的だと気づいてから、基本、個別相談は受けずにとっとと帰ることにした(個別面談はうんざり(ある私立高校にて))。

なぜなら我が家の長男のように「内申が悪い場合、個別相談で得らえるものはなんにもない」から。

 

私立高校の個別相談とは

個別相談というものは、

・単願推薦

・単願推薦が無理ならば、併願優遇

する生徒をひとりでも多く確保するために行われている、らしい。

我が家の長男のように、内申点が基準に遠く及ばない者は「お呼びではない」から「個別相談に行くのはムダ」なのだ。

 

「一般受験できますよね?」という質問に

今まで個別相談をした私立高校で、

「一般受験できますよね?」

と聞いても、どこの高校の担当者も渋い顔だった。

「一般受験できますよね?」は、私立高校側にとってあまり答えたくない質問らしい。

まるで「うちは単願推薦か、併願優遇の生徒しか要りません」と言いたげだった。

規定で私立高校は「一般受験」枠を設けなければならないと決まっているのにも関わらず、私立高校の一般受験の募集枠は、「併願優遇」という名の事実上推薦枠で占められている

「併願優遇の基準に満たさないから一般受験で受験して合格する生徒もいますから、ぜひ一般受験にて本校の受験に挑戦して欲しい」くらい、リップサービスとして言えばいいのに。

「併願優遇なしの一般受験での合格者は毎年いるのですか?」と何度もしつこく尋ねたら、ようやく「併願優遇無しで一般受験して合格する生徒さんも毎年います」と認めた。

そんなに一般受験してもらいたくないのだろうか?

一般受験で合格させて仮に辞退されたとしても、少なくとも受験料の分は収入になるだろうに。

 

個別相談でアドバイスされたこと

内申が悪い原因を先生に確認したほうがいい

ある私立高校では個別相談で、

「内申点が悪かった理由は何なのか、担当の教科の先生に聞いてみたほうがいいですよ」

とアドバイスされた。

個別相談でよくあるアドバイスだと思う。

つまり「親が教師にゴマをすって、内申を上げてもらえ」と言うことだ。

残念ながら長男の場合、教師に相談することで内申点が下がるのをくい止めることはできるかもしれないが、内申点は上がることはないだろう。

 

主教科よりも副教科を頑張ったほうがいい

別の私立高校の個別面談では、

「主教科の内申を上げるのは難しいから、副教科の内申を上げるよう頑張ったほうが良い」

と言われた。

これも、個別相談ではよくあるアドバイスだと思う。

一般に「主教科の成績を上げるのは難しい」ので、言っていることは間違いではない。

でも今は、アドバイスされたことを真逆のこと(国語力を上げること)にやっている。

国語力がつけば、ほかの主教科の成績も上がるからだ。

 

まとめ

内申が推薦や併願優遇の基準を満たしていない場合は、私立高校の個別相談を受けてもムダだとよく分かった。

「お気軽に個別相談を」と誘っておいて、基準を満たしていない場合は冷たい扱いをされるので、内申が悪い場合は個別相談など受けないほうがいいと思った。

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