塾で「成績下位層」だと(勝手に)認定された場合、中3の夏休み以降の受験勉強は、数学は計算練習中心・国語は漢字練習中心になる(らしい)。
塾の先生に直接確認したわけではない。
けれども、以前通っていた塾の先生の話から察すると、どうやらそういう感じみたいだ。
確かに、高校入試直前に駆け込みで入塾するような成績不振者は入試までの時間的余裕はない。やれることといえば「漢字と計算」になるのも頷ける。
高校入試の試験問題は大抵、計算問題や漢字問題が100点中20点前後出題される。
計算問題や漢字問題だけでも正解すれば100点中20点は得点できるのだ。
中学数学の場合、中3の一学期の二次方程式の計算問題が終われば、中学数学での計算問題はすべて習ったことになる。
中3後半で学習する三平方の定理や二次関数を頑張って勉強しても「成績下位層には難しくてなかなか理解できない」ということで、成績下位層は中3秋以降、計算問題中心の勉強にならざるを得ないのかもしれない。
受験勉強の仕方に迷う成績下位~成績中位の層
とすると、長男のように成績下位層~成績中位層にいる子どもはどこに的を絞って受験勉強をしたらいいか、判断に迷う。
長男本人は、成績がふるわなくても数学好き・図形問題が好きだ。
今のところ長男は、成績中位層・上位層と同じように、中3数学を最後までしっかりと勉強して、三平方の定理や二次関数まで勉強する気でいるらしい。
長男本人もそれを望んでいる。
計算問題オンリーの勉強に切り替えるのは中3の冬休みの時点でもできるしね。
そういう選択で良かったのかは、来春になれば分かるだろう。