長男の都立高校受験から3か月が経ってしまった。
忘れないうちに都立高校・入試問題(共通問題・国語)の感想を書いておく。
都立高校の国語の入試問題(共通問題)はとにかく「出題がワンパターン」。
都立高校の国語(共通問題)についてはとにかく過去問を解くべし。
国語については現時点でも過去問を解くことができるからね。
過去問をひたすら解いていると、どういうことを聞かれるのか・どういう出題の仕方なのかが浮かび上がってくる。
重要なことは「過去問に慣れる」→「出題パターンを知る」。
たったそれだけ。
ここ数年の平均点が70点前後なのも納得である。
都立高校・入試問題(共通問題・国語)の概要
漢字の配点は20点
漢字の配点が20点。
残りが80点。
残り80点のうち記述問題が10点・選択肢問題が70点。
つ・ま・り、記述問題の配点はたった「10点」。
配点はたった10点だから、記述問題を過度におそれる必要はなし!
過去問の記述問題をまとめて繰り返して解けば、記述問題がワンパターンな解答の仕方で答えられるのがわかるよ。
出題分野・配点は例年同じ
入試問題(共通問題・国語)は例年、出題分野・配点が同じ。
ワンパターンである。
大問2:漢字の書き(10点)
大問3:物語文(25点)
大問4:論説文(30点)
大問5:古典に関する対話文(25点)
都立高校・入試問題(共通問題・国語)の概要
大問1:漢字の読み(10点)
「中学校」で習う漢字から出題(1問2点×5問=10点)。
大問2:漢字の書き(10点)
「小学校」で習う漢字から出題(1問2点×5問=10点)。
大問3:物語文(25点)
物語文はすべて選択肢問題(1問5点×5問=25点)。
内訳は以下の通り(2023年入試)。例年似たようなものである。
・表現について「〇〇的な表現」を選択する問題:1問
・「」内の台詞から様子を読み取る問題 :1問
・理由を選択する問題 :1問
・気持ちを読み取る問題 :2問
大問4:論説文(30点)
大問4は選択肢問題4問(1問5点×4問=20点)と記述式問題1問(10点)。
内訳は以下の通り(2023年入試)。こちらも例年似たような設問だ。
「第〇段落の役割」に関する問題が毎年1題出題される。
・第〇段落の役割を選択する問題(例年必ず出題) :1問
・理由を選択する問題 :2問
・該当部分の表現を具体的に説明する問題 :1問
・記述問題 :1問
大問5:古典に関する対話文(25点)
古典に関する対話文はすべて選択肢問題(5問)。
内訳は以下の通り(2023年入試)。こちらも例年似たような設問だ。
該当部分の対話における役割を選ぶ問題が毎年1題出題される。
・対談における役割を選択する問題(例年必ず出題) :1問
・文法上の意味・用法が異なるものを選ぶ問題(仲間外れ問題):1問
・現代仮名遣いで書くと異なる下記表し方になるもの :1問
・古文表現につき現代文訳中の該当部分を指定する問題 :1問
・対談と解説の説明を組み合わせる問題 :1問
まとめ
何度も言うが…都立入試の国語(共通問題)に関しては過去問を解けばよい。
わざわざ塾に通って習う必要はない。
漢字の練習については、公立高校受験用の漢字問題集(できるだけ初版が新しいもの)を使えばよい。