そういえば昨年の今頃、長男の高校入試で進路相談があったことを思い出す。
結論から言うと、塾の進路相談の内容はどうしょうもないほど「ひどかった」。
進路相談を担当したのは、長男を担当していた塾講師(中年男性・国語)。
進路相談で塾講師は、長男のレベルに見合う私立高校(単願推薦)を提示して「終わり」。
しかも、この塾講師は「こういう子はね…」と、長男の出来なさ加減をバカにしはじめた。
経験が浅い講師ならば、進路相談の内容がひどくても、まあ、あきらめはつく(それじゃ困るけど)。
でも、塾講師暦30年以上のベテランが進路相談でこの程度の内容しか提示出来ないのはどうなのか。
まあ、その塾講師にとって長男の進路になど興味がない・どうでもよかったのだろう。
正直言って、その後に行なわれた公立中学校の進路相談のほうが、担任の先生が親身になって考えてくれたし、新しい情報が得られた。
「中学校の進路面談のほうが、塾の進路相談よりもはるかに有益だった」~こういうケースもあるのだ。
ちなみに、この塾講師とは今まで数回面談したけれども、新しい知見をもらったことは一度もない。
保護者は中学校では得られない情報・塾だけが知り得る情報を求めて塾の進路相談に来る。
それなのに公立中学校の進路相談よりも低レベルの進路相談しか出来ない塾ってどうなのよ。
教育熱心な人が多い中学受験の保護者と違って、高校受験の保護者は「事情をよく知らない情報弱者」だと思われているようだ。
「こんな塾講師に長男の受験を任せてはいけない。」と直感したので、今後の通塾はお断りした。
いままでこんな講師に指導を頼み続けてしまい、長男には本当に申し訳なかった。
本心は子どもをバカにしながら指導する講師に指導してもらっても、子どもは伸びるはずがないし、受験に成功するはずはない。
実際、塾(講師)を変えてから長男の成績は急上昇し始めたのだから。