東京都・高校入試の当たり前（続編）

東京都・高校入試の当たり前。

前回は校長先生・教育方針・生活面について取り上げた（東京都・高校入試の当たり前）。

今回は、入試制度にフォーカスする。

都立高校（全日制普通科の場合）

・推薦・一般入試（学力検査）の2種類（全日制普通科）

例年、
都立高校の推薦入試の試験は1月下旬。
一般入試の試験は2月下旬。

・推薦入試に不合格でも、一般入試を受験できる（チャンスは推薦と一般入試の計2回）。
ただし推薦入試の合格者は一般入試の受験は不可。

・英・国・数・理・社の5教科の学力検査。

・推薦・一般入試で定員割れした都立高校は二次募集を行う。

・あらかじめ二次募集をすることが決まっている都立高校もある（分割後期募集）。

・全日制普通科以外の都立高校（単位制・定時制・工業科・農業科・通信制・チャレンジスクールなど）では、入試科目は各高校でバラバラなので要確認。

・たとえば、面接と作文で選抜する学校や、試験科目が国・数・英の3教科の学校もある。
※各高校を確認のこと。

・一般入試（学力による選抜）のみ…偏差値上位校に多い

・推薦入試…一般入試に先駆けて実施

・併願優遇による入試…ほとんどの高校に有

・推薦入試と一般入試の組み合わせ…このパターンを採用する私立高校が一番多い

・基準（内申点が多い）を満たす生徒に対して、合格をほぼ保証する制度（併願優遇）がある私立高校が多い（難関校を除く）。

・併願優遇はほかの高校を落ちた場合の「保険」。

・併願優遇を利用したい場合、学校の先生に事前に相談する。

・推薦：1月下旬

・一般入試：2月中旬

・このほか、2次募集を出す私立高校・2月下旬に別途募集することが予め決まっている私立高校もある。

東京都の高校入試は、少子化で売り手市場だから、
進学先を選ばなければ、必ずどこかにひっかかかるようになっている。