夏休みということもあり、
時間を見つけて学校調べをしている。
調べていると、
公立高校の校長が定年退職して校長になっている私立高校をたまに見かける。
公立高校の天下り校長を受け入れている高校は、
そう数は多くない。
けれども、たまに見かける。
公立高校の校長を天下り先として受け入れているのはたいてい、
真ん中よりも下のレベルの私立高校だ。
公立高校の校長は通常2~4年で異動になる。
が、私立高校というのは基本、異動がない。
だから、私立高校では公立高校よりも校長の任期が長い傾向がある。
私立高校は公立高校よりも、
特色がはっきりしている。
だから、校長が変わると特色がガラッと変わることもある。
ある私立高校について
パンフレットをみていたら、
ある私立高校の校風が今までとガラッと変わったことに気づいた。
その私立高校は数年前に、
公立高校の校長だった人を新しい校長として迎い入れた。
その私立高校は面白い試みを始めたなあと思いつつも、
果たして、
今の天下り校長が退職した後もそのままの路線を続けるのか、
ちょっと心配だ。
家族経営の私学で校長が一族の一員であるならば、
校長は長く続けるだろうし、
路線が大きく変わることはないだろう。
けれども、天下り校長の場合、どうなのだろう。
天下り校長は数年経つと辞め、
また違う校長になるのだろうか。
校長が変わると、
また校風がガラッと変わってしまう可能性がある。
校長が変わるたび、
路線がコロコロ変わるのは、
保護者からすると、
勘弁してほしいことだ。
校風が合うと思って入学したのに、
入学してみたら、校長が変わっていて、
まったく別の学校みたいに変わってしまうのは、
とても困る。