宗教系私学

今年(2021年)の高校野球の決勝戦は、
「智辯学園×智辯和歌山」に決まった。

名前から分かるように、
両方とも同じ宗教系の高校である。

高校野球というのは「西高東低」で、
西日本の高校のほうが東日本の高校よりも強いようである。

今年の夏休みに、
長男も、ある宗教系の私立高校にも宗教校を見学した。

 

宗教系私学の良いところ

宗教系私学の良さのひとつは、
「ガツガツしてないところ」だろうか。

経営母体である宗教団体からの支援があるせいだろうか、
学校説明会に行くと、
宗教系の学校は非宗教系の学校よりもガツガツしておらず、
経営にゆとりを感じる。

今の私立高校の多くは生徒集めが大変だ。

何か特色を出すため、
特定のスポーツ部活に力を入れている私立高校が多い。

特色を出すために施設を整備したり指導者を雇ったりしなければならないが、
そのためにはお金が必要だ。

靴下・カバンその他もろもろを学校指定にして生徒に購入を義務付けるなど、
お金集めに奔走している私立高校が多いと感じる。

その点、宗教系私学はそれほどガツガツしていないと感じる。

 

宗教行事への参加は千差万別

ひとくくりに「宗教系私学」といっても、
宗教行事への参加を義務付ける学校から、宗教行事への参加がほとんど強要されない学校まで、
千差万別・十人十色
だ。

実際に宗教にどのくらい関わるのかは学校ごとに異なる
ことも分かった。

宗教系私学は総じて落ち着いた雰囲気がある

「宗教」という一点で毛嫌いせず、見学してみたほうが良いと思った。

 

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました