とにかく女子が元気だ。
習い事・保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学・大学院…と、
どこに行っても女子が元気だ。
次男が通う園の運動会でも、
名前を呼ばれると、
まだ3歳でも女児は頭の上の方向に真っすぐに手を挙げて、
大きな声で返事をする。
それに対して、
男児は名前を呼ばれてもグダグダ。
園で女児が楽しそうにお遊戯する横で、
男児は「ボケっと」突っ立って見ているか、
「ヘナヘナ」と踊っているか、
先生に寄りかかって「クネクネ」している。
昔の人がよく言っていた。
「女の子はおしとやかに、男の子はたくましく」と。
昔の人は女の子のほうが元来生命力が強いことを知っていた。
だから女の子には「おしとやかに」と言い聞かせたのかもしれない。
男の子は元来生命力が弱いので、
「たくましく」と言わないとたくましくならないと、
昔の人は考えていたのかもしれない。
きちんとやること
学校生活でも、たいていの女子はきちんと課題をこなす。
だらしないタイプの男子はますます不利だ。
活躍する女子が増えて「きちんとやること」が前提になってしまうと、
だらしないタイプの男子にとって学校生活が非常につらくなる。
だらしないタイプの男子にとって、
学校はますます居心地が悪い場所になっていく。
だらしないタイプの男子のことを「晩生(おくて)だから」・「大器晩成だから」と、
暖かく見守ってくれる雰囲気は学校現場から消えてしまった。
だらしないタイプの男子は、その才能が開花する前に自信を失いかねない。
男子は結局アイデア(才能)で勝負するしかないのか
きちんとやる女子は「まずきちんとやること」に捉われすぎるきらいがある。
まずは型から入ることは良いことだ。
長所は短所。「型通りで面白みがない」のが欠点だともいえる。
だからこそ、だらしないタイプの男子はアイデア(才能)で勝負するしかない。
だらしないタイプの男子は常に好奇心のアンテナを張って、
ほかの人が気づいていないことを見つけ、
突き詰めていくしか生きる術はないだろう。