近年、有名人やその子弟が高校受験で苦戦する報道がなされている。
不合格の要因として「中学の内申点が悪かった」点が挙げられている。
単なるリサーチ不足ではないか?話題作りが主眼の入試だったんじゃないか?と思ってしまう。
私立高校の入試については、不合格は内申点や入試得点の低さが原因ではなく、入学させるとyoutubeやSNSで要らんことを公開されたらたまったもんじゃないと私立高校側が判断したのだと個人的には思う。
「有名人を入学させると、対応が面倒くさいから不合格にした」
それが高校側の本音だと思う。
ほとんどの公立高校では入試に内申点が加味されるのは事実だ(入試で調査書や内申点を考慮しない公立高校も一部にある)。
私立高校の入試でも推薦は内申を課すし(一芸入試は別)、一般入試では、難関校を除く大半の私立高入試では内申点を参考にする。
「学校内をかき乱す生徒は入学させたくない」のが私立高の本音だろう。
一方で、都立高校は入試の得点開示制度を導入しているから、恣意が働きにくい。
都立高校は、受験生が有名人であろうとなかろうと、youtuberであろうとなかろうと、総得点(内申点+入試得点)が基準を超えれば合格させなければならない。
有名人でも・そうでなくても、どうしても合格したいならば、実力よりかなり下のレベルの都立高校を受験すれば合格する。
ただそれだけである。