ジャガー横田氏・長男の高校受験で思ったこと

ジャガー横田氏・長男の進学先が決まったようだ。

結果、9校不合格だったが、私立高校に進学が決まったようだ。

進学先は、噂では、芸術家を多く輩出していることで有名な某高校らしい。

よく考えれば、
進学予定の某高校をはじめから受験していれば、
合格できただろう。
そして、あまたの高校を受験することもなかっただろう。

 

併願優遇を使うべきだったのか

この件に関して、
併願優遇を利用したほうがよかったのでは、
という塾関係者のコメントを見かけた。

併願優遇というのは、
私立高校の入試で行われている制度で、
他校を落ちた場合、
必ず進学することを前提に合格を出す、という制度だ。

他校は都立高校に限定している高校が多いが、
別の私立高校を落ちた場合にも
併願優遇制度を適用できる私立高校もある。

ただ、
併願優遇として選択する高校は一般に、
実力より下の高校である。

だから、
併願優遇をできるだけ使いたくないという気持ちもよく分かる。

今の東京都の入試は、
併願優遇という変な制度のせいで、
本命の高校を不合格になった場合、
意に沿わない併願優遇校に進学することになる。

第一希望に合格出来る生徒ばかりではない。
だから、第二希望校や第三希望校もこども自身に選ばせて受験して、
こども自身が納得して高校に進学したほうがやっぱりいいと思う。

 

私立高校:やっぱり保守的

進学先である某高校を除き、
私立高校について軒並み不合格だったのはやっぱり、
ジャガー横田氏の長男が有名人の息子でyoutuberだったことが、
大きく影響しているのだろう。

都立高校と違って、
どんな理由で不合格にさせても咎められないのが私学。
入学させたくなければ「面接の心証が悪かったから」で
不合格にさせられる。

・入学させたら、学校の内情をyoutubeでバラされるかもしれない
・他の保護者から「学校のイメージが下がる」というクレームも予想される

そう考えたら、たとえ学科試験の出来が良くても入学させないだろう。
入学させたい生徒を自分の都合で決められるのが私学だ。

受験校を私立高校だけに絞るのはリスクが高いと改めて思った。

 

都立高校二次募集・倍率が低い高校を選んだほうがいい

一方で、合否に出自に影響されないのは都立高校の良いところだ。

都立高校の一般入試では面接がない(一部の都立高校を除く)。

ジャガー横田氏の長男が経験した9校の不合格のうち、
都立高校の不合格は、
倍率が高い高校を受験したことが原因だと推測する。

もし一校も合格していない状態で都立高校を受験するならば、
進学先を確保するために、
「都立高校の二次募集については、確実に合格できる高校を選ぶ必要がある」
ことを再認識させられた。

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