以前通っていた塾では厄介者扱いだった長男。
長男が以前の塾で厄介者にされた理由は、
長男が「きちんと話を聞いていない」ことと、
「きちんと予習復習をしない」ことだった。
つまり、厄介者にされた理由は長男にある。
とはいえ、タイミングが悪かったせいもある。
コロナ禍による緊急事態宣言発令により、
昨年は長男の中学入学と同時に学校が休校になってしまった。
同じ時期、塾もしばらくの間、休校になってしまった。
そのせいで長男は中学入学からしばらくの間、
きちんと勉強を教わる機会が少ないままだった。
結果として、
夏休みに入る頃、
「宿題をきちんとやっていない」
「数学がきちんと身についていない」
ことが判明してから、
長男は塾をやめしばらく家庭学習をしていた。
長男:自ら塾に行きたいと言い出す
ところが、
家庭学習では学習内容はかなり理解できているのにも関わらず、
どういうわけだか試験の点数がまったくひどい。
そのせいもあって、
長男は自ら塾に行きたいと言い出した。
一生懸命勉強しているのに試験の点数が伸びないのをどうにかしたいと長男は思ったのだろう。
そこで、お試しで塾に通い出してみた。
幸運なことに、
お試しの塾で出会った塾の先生が良い先生だった。
そこの塾の先生は、
計算は苦手だけれども図形問題が得意、
という長男の特徴をすぐに見出した。
そして、計算を頑張ればもっと点数は伸びると長男を励ましてくれた。
それ以来、
長男は少しやる気が出て、
自分で毎日計算に取り組んでいる。
そんな姿を見ていると、
幼い長男も中学2年生になり、
少し大人になってきたと感じる。
塾講師との相性
数学担当:文系か理系か
ところで、
高校受験くらいまでは、
文系出身の先生が数学を教えていることも多々あるようだ。
都立高校の共通問題くらいまでは、
文系出身の先生でも数学を教えられるのだろう。
長男が以前通っていた塾の先生(数学担当)は文系出身だった。
もともと理系気質である長男にとって、
この文系出身の先生の教え方・数学に対する考え方が合わないのではないかと、
以前から薄々感じていた。
対照的に、
現在教えてもらっている先生はバリバリの理系出身の先生である。
実際教わってみて、
理系出身の先生のほうが、数学に対する考え方が長男と近いように感じた。
気質が近い
ところで、文系理系という分け方はナンセンスだという話もある。
もちろん、文系でもデータの扱い方に長けていたり数学的センスがある方もいるだろう。
ただ、今までの経験からいうと、
わが家の長男と気質が近い人は理系の先生なのだ。
たとえば、
小学校時代に長男のことを目にかけてくれた女性の担任の先生は、
ふたりとも数学や理科が専門の先生だった。
個別指導なのだから、
せっかくだから相性が良い先生を選んだほうが良いに決まっている。