長男の高校見学で気づいたこと。
それは「野球を教えたくて仕方がない指導者がどこの高校にもいる」ということ。
学校見学に行ったほとんどの高校で、野球部の監督・部員が学校見学会の会場周辺に居た。
都立・私立に限らず、どこの高校でも野球部関係者が同じような行動をしていたのは正直ちょっと不気味だった。そう感じた人は多いのではないだろうか。
学校見学会に野球部関係者が登場するのは、野球部員の勧誘にマイナスの効果のほうが大きい気がする。
でも、指導者の数に比して生徒の数が少ないのは野球に限った話ではない。
ほかのスポーツも同じだ。
いや、スポーツに限らないかもしれない。
音楽だって伝統芸能だってみんなそうだ。
少子化である。
子どもの数より年寄りの数のほうが多い。
何事においても、教えたくても教える相手が居なくなっているのだ。
だからこそ、わたしが人に教えられることは少ないけれども、何事についても、もし「教えて欲しい」という若い人が表れたら、どんどん教えていこうと思っている。