「塾」からの進路情報:学校と大して変わらない

昔は「中学・高校のリアルな情報を知りたいならば、学校に聞くよりも塾に聞いたほうが断然いい」と言われていた。

塾は卒業生や在籍生から、進学先の中学・高校の生の情報をもらえる。だから中学・高校の実態をよく知っていると言われてきた。

けれども最近は事情が違ってきていると感じる。

高校について塾に聞いても、あまりまともな答えが返って来ない。

塾の進路指導がまるで「学校」の進路指導みたいなのだ

志望校について「塾の先生にこう言われた」みたいなことを生徒が学校の先生に言ってもらいたくないからなのか。

併願優遇という制度が蔓延っているせいか、塾の合格体験記に載っている合格者の併願先(私学)はイマイチのところが多い。

「こんなところを併願先に選ぶなんて、塾から受験生に何もアドバイスをしていないのか?」と思うような併願先が合格体験記に並んでいる。

 

塾は学校化しているのか

少子化で定員割れする私立中学・高校は結構多いと聞く。

定員を埋めるため「是非、うちを受験するよう生徒さんにすすめてください」と、地元の小さな塾にまで私立中学・高校が営業しに来るらしいという噂も聞いた。

塾と私立中学・高校とのパイプができている現状、塾は私立の中学・高校を悪く言えないのだろうか。

塾に聞いても本音が聞けないのはとても残念だ。

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