東京都は、都内私立高校の授業料の一覧を公開している(令和2年度 都内私立高等学校(全日制)の学費の状況)。
令和2年度 都内私立高等学校(全日制)の学費の状況
これを見ると、
令和2年度の初年度納付金(入学金・授業料・施設費等を含む総額)は934,038円である。
やっぱり「高い」。
東京都は一定所得以下の世帯には補助金を出している。
一方、補助の対象でない家庭の場合、
私立高校に通うのに1年間に約100万円必要だということだ。
令和2年度 都内私立高等学校(全日制)の学費の状況には、
東京都内私立高校のなかで、
「10年以上初年度納付金(総額)を据え置いている学校59校」、
「値上げ額の高い学校(上位5校を記載)」、
「初年度納付金(費目別)の高い学校、低い学校」
が掲載されている。
このうち
「10年以上初年度納付金(総額)を据え置いている学校59校」
は、保護者の懐を痛ませない有難い学校だ。
こういう学校は経営がうまくいっている(無理をしない)学校だと思うので、
ここに転載する。
いずれも20年以上初年度納付金を据え置いている学校である。
中には30年近く初年度納付金を据え置いている学校もある。
世間ではお嬢様学校といわれている学校も含まれているのが意外だ。
これらの学校はいったい、どのように経営ができるのだろうか。
10年以上初年度納付金(総額)を据置いている学校 59校
- 29年連続 1校 頌栄女子学院(高校募集なし)
- 28年連続 3校 帝京大学、大東学園、錦城
- 27年連続 1校 武蔵野
- 26年連続 1校 錦城学園
- 25年連続 1校 共立女子(高校募集なし)
- 23年連続 2校 和洋九段女子、大妻中野(高校募集なし)
- 22年連続 5校 川村、瀧野川女子学園、大東文化大学第一、日本体育大学桜華、関東国際
- 21年連続 3校 女子学院(高校募集なし)、中央大学杉並、東洋英和女学院高等部(高校募集なし)
- 20年連続 1校 国士舘