我が家の長男(中1)。
数学は現在、
文字式と方程式の計算練習を家で特訓中だ。
長男はとにかく「短期記憶が苦手」。
ワーキングメモリが少ないせいなのだろう。
だから「暗算が苦手」。
暗算に自信がないから、
長男は途中の計算をすべて書いたりしている。
そのせいだろう、
長男はとにかく「計算が遅い」。
落ち着いて考えれば間違えることはない計算問題も、
急いで解くと計算ミスを連発する。
計算は筋トレだ
計算が遅いのを放置しておいても、
計算は速くならない。
「計算は筋トレだ」
と長男には常々言っている。
計算は縄跳び・水泳・ピアノの練習と同じ。
とにかく毎日少しでいいから、
計算を繰り返し行うことで計算に慣れて、
徐々に計算スピードを上げるしかない。
文章題と並行して
とはいえ、
計算ばかりだと面白くないし、
数学的な思考力が身につかない。
長男のように、
算数・数学が苦手な子どもにありがちなのが、
計算問題をこなすだけで終わってしまい、
文章題や図形問題が未消化になってしまうこと。
小学校の頃は文章題がとにかく苦手だった長男。
「文章題が苦手」なのは、
長男のような発達凸凹タイプにありがちだ。
けれども、
長男といっしょに文章題を図で描いて解くことを1年以上続けたところ、
長男はようやく文章題を解くことに抵抗が減ってきた。
算数・数学の文章題を図を描いて理解する(その1)概念形成には時間がかかる
長男、今では文章題を解く際に自分から進んで図を描いている。
長男の文章題への苦手意識が減ったのは、
数学的な思考力がついていたことと、
歳を重ねて国語力が以前よりはついてきたせいだろう。
長かったけれど、ほんの少しだけ成果が出てきたようだ。
中学生になってから文章題に抵抗が減ることもある。
小学生のときに文章題が苦手でも、
「算数・数学は難しいから無理だ」とあきらめないでよかった。
これから数学の力が伸びていくといいな。