こどもは勝手に成長する

中学数学は小学算数の復習である部分が多い。

中1の一次方程式・中2の連立方程式の文章題は、小5小6算数の復習だ。

中2の図形の角度は、小4算数の復習だ。

うちの長男、小4のときは角度の問題がまったく理解できなかった。

 

角度の問題

長男が小4のときに解けなかった角度の問題というのは、たとえばこういう問題だ。

それが、小4から4年経ち、長男が今中2になってこの角度の問題をやってみると、問題なく解ける。

この問題は基本問題だから、解けるのは当たり前だ。

ただ長男が小4のときは「難しい」と言ってまったく解けなかった問題が、中2の今は難なく解ける。

脳が体軸というか、鉛直方向をしっかり認知できていないと、こういう角度の問題を解くのが難しいんじゃないか、なんて思う。

長男が小4のときは体幹がブレブレで、目から入った位置情報を脳が正しく認知できなかったんじゃないか、と思う。

それが4年経って心身ともに成長して、こういう角度の図形問題を解けるようになったのかもしれない。

長男、小学校で習ったあとは角度の問題の練習なんてやらなかった。

でも年齢を重ねるだけで、角度の問題が自然と解けるようになるものなのだ。

年齢を重ねていくうちに、算数の勉強としてだけでなく色々な実体験を経験することで、角度の問題ができるようになるのだろう。

何か療育に通ったり、支援級で特別な訓練を受けたりなどの訓練をしなくても、こどもというのは年齢を重ねると自然にできるようになることもあるのだ。

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