小学算数から中学数学へ

我が家の長男は現在、小6。

あと8か月もすれば中学生になるのかと思うと、なんだか感慨深い。

今日のテーマは算数(数学)。

 

算数の出来を振り返る

振り返れば、長男が算数の勉強に一番苦しんでいたのは小3だった。

算数がいつ難しいと感じるようになるのかは子どもによって違うのだろう。

おおよそ小3あたりから算数の内容が難しくなってくる。

そして小4になると算数が苦手な子どもはぐっと増える

 

小3の算数の内容

小3の算数では

わり算という概念が登場する(小3までで加減乗除すべて習う)

分数の導入

少数の導入

四角を使った式

・三角形・円と球などの図形の基礎

時こくと時間

など、算数の基本的な概念が小3でテンコ盛りに出てくる

各単元の内容自体はそれほど難しくないけれど、小3算数では新しい概念がたくさん登場する。

概念理解が苦手な発達凸凹の長男にとって新しい概念を習得するのが大変だったみたいだ。

長男が小3で算数の苦手意識が強くなったのもよく分かる。

 

算数の苦手意識が薄れた理由

その後、小4・小5・小6になるにつれて、長男の算数の苦手意識は少しずつ薄れてきた。

長男の算数の苦手意識が薄れてきた理由は、

・本人の成長

・小5から塾に通い出した

の2つだ。

塾で算数をほんの少し先取りして学んでいるので、小学校の授業が復習代わりになる。

それに、小3算数では色々な概念が登場してくるけれども、その後の小4小5小6はそれまで学習した概念を使った応用になる。

 

算数が得意になった訳ではないけれど

とはいえ長男は算数が得意になったわけでは決してない(笑)

あくまでも、長男の算数への苦手意識が前よりも薄れているだけ。

長男は相変わらず算数が苦手なことには変わりはない。

それでも、計算に関しては、小学校のドリルの問題が少し簡単だと思えるようになっただけでも大きな進歩だ。

 

小6の夏休みにやること

さて、来週から夏休みだ。

中学受験をしない長男は、夏休みをノンビリまったり過ごす予定。

プール好きな長男は、今年も小学校のプールに参加して体を動かすつもりだ。

夏休みにプールにたくさん入れるなんて子どもの頃だけだ。今のうちにたくさん泳いでほしい。

 

算数の総復習をすべきか

そんな中、来年の中学校入学をひかえて、今年の夏休みには小学校の算数の総復習をしたほうがよいと当初は思っていた。

しかし!

よくよく考えたが、小学校の算数で出来なかったところを洗いざらい復習するのはものすごく時間がかかるし、長男本人も負担が大きくてつまらないだろう。

それよりも、中学数学を見据えたうえで小学校の算数で重要な単元&つまずいている点を勉強したほうが良いと思った。

 

小学数学で重要な単元

小学算数(高学年)で重要な単元とは

割合

単位量

速さ

だ。

小6の夏休みはこの辺に重点を絞って勉強してもらおうと思う。

比・速さは小6夏休みの時点で未修だけれども、予習を兼ねて勉強しておくと夏休み以降の勉強が楽だ。

 

中学数学を見据えて

実は難しい小学算数

中学数学は中学校で習うものだから、小学算数よりも難しいと言われている。

確かに、中学数学になると証明問題もあり、学習内容は高度化する。

しかし!

中学数学に比べて小学算数は学習内容が豊富で、子どもにとっては小学算数のほうが実は難しいのではないか?と思っている。

一方で、中学数学は小学算数に比べて内容が薄い

 

小学算数よりも中学数学のほうが得意になる子もいる

私自身は、小学算数よりも中学数学のほうが楽だった。

いや、「中学数学が楽だった」というよりも「小学算数は難しくてあまり好きではなかった」のだ。

小学算数がものすごく得意な子どもは、中学数学もやっぱり得意だろう。しかし、小学算数があまり得意でなくても中学数学が得意になる子どももいるのだ。

小学算数と中学数学は毛色がちょっと違うと思う。

長男には中学数学が好きになってくれるといいなと思っている。

だから、中学数学を得意にするためにも、中学数学を見据えて小学算数を復習したほうがよいと思った。

 

中学数学を見据えた小学算数の勉強方法

ところで、中学数学を見据えて小学算数を勉強するには、中学数学の概要を理解しておく必要がある。

しかし、中学数学を見据えた小学算数の勉強方法を提案してくれる塾は少ない(と思う)。

中学数学を見据えた小学算数の勉強を提案するためには、小学算数と中学数学の両方を熟知していなければできない。

もちろん、お金を出して経験豊かな塾講師・家庭教師に指導を頼めば、中学数学を見据えた小学算数の勉強方法をしっかりと提案してくれるだろう。

ただ我が家は家計が苦しい。

あと1年半もすれば、長男は成長して親に勉強を見てもらいたくないと言い出すだろう。

それまであと1年半くらいは家庭学習で乗り切るしかない。

 

中学数学の教科書を購入する

そんなわけで、中学数学の教科書3年間分・計3冊を購入して、中学数学の内容を自分で分析することにした。

今年の夏休みは、塾に頼らずに自宅で家庭学習にて小学算数を総復習するつもり。

中学数学については引き続き別の記事にする予定。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました