留学の落とし穴

私立高校の特色のひとつは海外留学プログラムがある学校が多いことだろう。

現在、多くの私立高校で留学の機会があることを宣伝している。

最近では、都立高校でも海外留学の道を提供しているところもある。

けれども、私立高校に比べればまだごく一部だ。

我が家の方針は「海外に行かなければ学べない場合に限り留学を認める」なので、
長男が高校在学中に留学する可能性は低いだろう。

それにしても、
ずいぶんたくさんの私立高校で留学プログラムを設定しているのだと驚いたと同時に、
いわゆる進学校だけでなく普通の私立高校まで、今は留学を宣伝にしていることに驚いた。

英語力が高くなくても留学できるの

 

カナダへの留学

すでに私が子どもの頃から、米国よりも治安が良いカナダは留学先として人気だった。

今もカナダは留学先として人気がある。

カナダへの留学について調べていたところ、あるブログを発見した。

カナダ在住で留学の相談に応じている方がカナダにいらっしゃい!というサイトを開設している。
筆者はカナダの隣国アメリカの現状もご存知で、カナダからみたアメリカについてのお話も掲載されていて、とても参考になる。

 

カナダにいらっしゃい!

カナダにいらっしゃい!によれば、

エージェントが金儲けの為に現地の高校に日本人留学生を送り込んでいる

私立高校側が留学の内容をよく把握していない場合がある。

・相当英語を勉強したうえで留学する場合を除き、日本人の高校生がカナダに留学しても、カナダの高校の授業には基本的についていけない

留学先の高校でも日本人留学生だけで固まるため、日本人留学生は英語があまり上達しない

きちんと勉強しなくても単位だけは認定される仕組みになっている

ほとんどの日本人留学生は現地の高校生との交流がないため、日本人留学生は現地の人からあまり好ましく思われていない。

とのこと。

保護者としては「えっ~?」ということばかり

高いお金を払って留学させても、
英語が上達せずにエージェントにぼったくられるだけ?

内情をよく知らないまま黙って留学費用を払う保護者が多いみたいだから、
オイシイ商売だ。

これじゃあ、私立高校を減らせないよなあ、
業界の関係者からすれば。

私立高校を無償化するから学費は無償化にするけれども、
留学費用含むその他の費用はご家庭で払って下さいね・ちなみに留学費用はエージェントに流れますから、ということか。

おそらく、きちんとした留学プログラムを提供している私立高校もあると思うが、ネット上の情報からは、どの高校の留学プログラムがまともなのか判断が難しい。

我が家の方針

その国の言葉をある程度マスターしたうえで、
そこに行かなければ学べないことがあるのなら、
実りある留学になると思う。

我が家はそんなにお金持ちじゃないので、
海外の雰囲気に触れるため「だけ」に高額な留学費用を出せない。

いわゆる遊学をしたいならば、子ども自身がアルバイトでお金を貯めてから行けばよい。

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